ソフトブレーン・フィールドは1月7日、今回の緊急事態宣言に対する意識調査の結果を発表した。調査は1月実施し、首都圏1都3県在住の20代~60代以上の男女1203人から回答を得た。
「まもなく発令される2回目の緊急事態宣言についてどう思うか」と聞いたところ、「速やかに発令すべき」は73.9%と答えた。「発令すべきではない」(7.1%)、「もうすこし様子を見るべき」(6.5%)は少数となった。
緊急事態宣言、今回は 限定的な措置 「妥当」が6割
「今回の緊急事態宣言に合わせ、事前に準備をしていることがあるか」と回答した人は18.3%に留まった。そのうち、食料や生活必需品の買い置きをした人は3割程度で、買い占めなどが起きた前回より落ち着いている人が多いようだ。
今回の緊急事態宣言では、前回よりも限定的な措置を講じる方針だと言われていることについて、「妥当だと思う」が60.3%となった。「妥当だとは思わない」は約2割となったが、
「一斉休校はないが果たして実際それでよいのかと悩む」
「前回よりも陽性者、重傷者が増えてきているのだから飲食店だけ規制しても意味がなさそう」
など、限定的な措置に疑問の声も寄せられた。
「緊急事態宣言解除まで外出を控える」が73.7%
緊急事態宣言中の外出については、「緊急事態宣言解除まで外出を控える」が73.7%。さらに、「前回の緊急事態宣言よりも感染リスクを意識している」(71.1%)となっている。理由としては、
「東京での感染者数が連日1000人を超え、全世界でも感染拡大しているから」
「変異種ウイルスも出てきたから」
といった声が寄せられた。
新型コロナワクチンの接種について聞くと、「接種したい」と回答した人は計66.5%となった。ただ、「すぐにでも接種したい」は11.6%で、半数以上は「様子をみてから接種したい」(54.9%)と慎重な姿勢をみせた。
「接種を希望しない」は19.1%で、「ワクチンがどこまであてになるのかわからないことが不安」といった声が多かった。