BIGLOBEは12月25日、2020年に関する意識調査の結果を発表した。調査は2020年11月にネット上で実施し、全国の20~60代の男女1000人から回答を得た。
「2020年に在宅勤務をした」という人は40.4%だった。
2020年を振りかえって良かったこと1位「健康意識が高まった」
20~30代は「在宅勤務が広がってよかった」と9割が回答。一方、40代は8割、50代は7割強と年代が上がるにつれて微減した。
また、これまでは当たり前だったもののうち、無駄、意味がないと感じたものでは「通勤時間」(35.4%)、「仕事付き合いの飲み会」(31.1%)、「ハンコ」(27.7%)といった回答が多く寄せられた。
次に2020年を振り返って良かったと思うことを聞くと、最多は「健康意識が高まった」(32.3%)だった。以降は「マイペースに過ごせた」(30.4%)、「自身について考える時間ができた」(19.2%)、「生活の中で無理や無駄を見直せた」(18.7%)などと続いた。
このほか、回答者からは
「家族との会話が増えた」(14.5%)
「今までより家事を分担できるようになった」(5.9%)
など家庭面の変化の声が寄せられている。
仕事面では「場所や時間に縛られず働けるようになった」(8.9%)や「副業がしやすい状況になった」(6.4%)などとオンライン会議やデジタルツールの活用といった新たな働き方が推進されていっていた。
さらに、7割を超える人が2020年を「変革の1年」と総括しており、新型コロナの感染予防をしながらの生活様式に8割弱が「慣れた」と答えていた。