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タキヒヨーがブランディング強化で組織再編、ライフスタイル事業の部門を新設

2021年01月04日 17:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

タキヒヨー公式サイトより
老舗繊維商社のタキヒヨーが、1月1日付で組織変更および人事異動を実施した。近年の業績低下に歯止めをかけ、挽回することを目的としている。 関連記事 タキヒヨーが2019年2月期業績を下方修正、最終損益18億円の赤字予想に

 組織変更では、営業部門とスタッフ部門の2軸で構成する部門制を廃止した。また、ウィメンズアパレルをニットカットソーと布帛・ボトムスの2セクションに括り、アイテムや年代を超えてより横断的に提案できる組織体制に変更。ブランディングの強化を図るため、ガーメントディレクショングループとジョイントビジネスグループを新設し、生活関連の事業展開に注力するためライフスタイルグループを立ち上げた。このほか、首都圏販売グループを新設し、主要得意先に向けた販売を強化していく。
 人事異動では、新体制に伴い部門と役職の名称を変更。また、滝一夫代表取締役社長執行役員をはじめとする取締役や執行役員の業務委嘱の変更が公表された。滝代表取締役社長執行役員は営業本部長を兼任していたが、新人事では代表取締役社長執行役員の役職のみとなる。
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