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KAWSによる日本初の大型展覧会が森アーツセンターギャラリーで開催、約70点の作品を展示

2020年12月30日 12:02  Fashionsnap.com

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KAWS ACCOMPLICE , 2010 © KAWS, photograph by Jonty Wilde
現代アーティストのカウズ(KAWS)による国内初の大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」が、森アーツセンターギャラリーで開催される。会期は2021年7月16日から10月11日まで。

 カウズの本名はブライアン・ドネリー(Brian Donnelly)で、1974年ニュージャージー出身。1993年から1996年までニューヨークの美術学校「School of Visual Arts」で学び、バス停の看板に描いた広告作品などを通じて知名度を上げる。目の箇所に×印を施したキャラクターを用いた作品はカウズの代名詞として知られ、「ユニクロ(UNIQLO)」「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」「ディオール(DIOR)」といった著名ブランドとのコラボレーションを通じて若い世代を中心に人気を集めている。日本ではストリートアートのプロジェクトに携わり、2019年に巨大な彫刻プロジェクト「カウズ:ホリデイ(KAWS:HOLIDAY)」を富士山の麓で実施。2021年前半にはブルックリン美術館での展覧会を予定している。
 今回の展覧会では原点回帰の思いを込めて、2001年に渋谷パルコで開催した日本初の個展と同じタイトルを採用。会場では約70点の絵画や彫刻、プロダクト、同氏が影響を受けた他アーティストの作品を展示する。
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■KAWS TOKYO FIRST会期:2021年7月16日(金)~10月11日(月)会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー52階公式サイト