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体重89キロ、後ろ足で立つと195センチのペット犬「まだまだ大きくなる」と飼い主(英)

2020年12月29日 06:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

大きな身体のロシアン・ベア・ドッグと飼い主の男性(画像は『Metro 2020年12月27日付「Giant dog is 14 stone and 6ft 5 inches tall - but he hasn’t stopped growing yet」(Picture: Caters News)』のスクリーンショット)
ロシアで狼やクマから家畜などを守ってきた歴史を持つ「ロシアン・ベア・ドッグ(Russian Bear Dog)」は、オスの平均体重が80キロという大型犬だ。このたびイギリスで、2歳のロシアン・ベア・ドッグを飼う男性が『Metro』などの取材に応じ、愛犬の成長ぶりや生活について語った。

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英ダービーシャー州イルケストン在住のナイジェル・カーバーさん(Nigel Carver、63)とリンダ・ボウリーさん(Linda Bowley、60)は、2歳のロシアン・ベア・ドッグのオス、“マーリー(Marley)”を飼っている。マーリーは体重が約89キロ(14ストーン)もあり、後ろ足で真っすぐ立つとその高さは195センチで、身長188センチのナイジェルさんを超えてしまう。


ナイジェルさんは「ロシアン・ベア・ドッグは3~4歳まで成長を続けるというから、マーリーはまだまだ大きくなるね」と苦笑いすると、マーリーについてこのように話した。

「マーリーは誕生後、すぐに我が家にやってきたんだ。その成長ぶりは目を見張るほどで、一晩寝ると身体が一回り大きくなっていたよ。これからはもっと筋肉がつくから、体重は101キロ(16ストーン)を超えるんじゃないかな。」

「ロシアン・ベア・ドッグはロシアでは狼を追いかける狩猟犬として長年使われてきたんだ。でもイギリスでは珍しいね。それにマーリーは身体が大きいから、散歩に行くと注目の的なんだ。とても活発で、1か月に約270キロ(168マイル)を歩く。一日にすると3回の散歩で9キロになるね。」

これだけ運動をし、体重が90キロ近いマーリーは食べる量も半端ない。ナイジェルさんは地元の肉屋から仕入れた鶏肉や牛ひき肉のほか、ニンジン、豆、ブロッコリー、キャベツなどの野菜、魚をバランスよく混ぜて与えており、マーリーの1か月の餌代は16700円(120ポンド)を超えるという。

さらにマーリーの太くてフワフワの毛はよく抜けるため、一日でゴミ袋半分がいっぱいになる。ナイジェルさんは「マーリーにはブラッングが欠かせなくてね。掃除機を使って、抜け毛を吸い取ることもあるよ」とかなり手をかけて育てていることを明かした。

それでもナイジェルさんは「世話する甲斐があるってもんだよ」と苦にならないようで、「マーリーの成長の様子を写真に収めているんだ。時々SNSに投稿すると、たくさんの『いいね!』をもらえるんだよ」と嬉しそうに語った。

ちなみに「生きている世界一背の高い犬」のギネス世界記録を持つグレートデーンは、体高が103.5センチで、後ろ足で立つと高さは213.3センチ(7フィート)以上にもなるそうだ

画像は『Metro 2020年12月27日付「Giant dog is 14 stone and 6ft 5 inches tall - but he hasn’t stopped growing yet」(Picture: Caters News)』『The Sun 2020年7月27日付「DOGZILLA Russian bear dog that’s 14st and 6ft 2in causes owners a headache by outgrowing their tiny cottage」(Credit: Caters News Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)