スタイルアクトが運営するサイト「住まいサーフィン」12月25日、認可保育園に入りにくい駅ランキングを発表した。調査は、各駅の0歳児人口を最大需要と推計。そこから各駅の保育サービスの0歳児定員を引き、不足人数を算出した。
1位は3年連続で「葛西」(江戸川区)だった。733人の最大需要を有していながら0歳児定員は103人。不足人数は630人で、倍率は7.11倍にのぼった。
23区ランキングだと1位は「世田谷区」、2位「大田区」
2位はお隣の「西葛西(江戸川区)だった。昨年から0歳児定員は約15%増加したものの、不足人数は520人にのぼった。倍率は12.55倍にもなった。
3位は葛飾区の「新小岩」で不足人数は488人。倍率は3.94倍にとどまっている。今回の上位3駅は、昨年と同様の順位でのランクインだった。
4位、5位は、中央区の「勝どき」(467人 ※不足人数 以下同)、江東区「豊洲」450人)だった。いずれもマンション開発が進み、どちらも0歳児人口が増加。昨年よりも順位を上げた。
6位以降は、杉並区「荻窪」(435人)、江戸川区「一之江」(426人)、足立区「北綾瀬」(426人)、足立区「竹ノ塚」(417人)と続いた。上位10駅のうち、4つは江戸川区からのランクインだった。
認可保育園に入りにくい行政区TOP3は、「世田谷区」(4531人)、「大田区」(4086人)、「大田区」(4086人)だった。4位以降は「練馬区」(3550人)、「江東区」(3271人)と続いた。
軒並み不足人数が1000人を超えていた中で、「千代田区」は23区で最も不足人数が少なく262人。倍率も1.93倍だった。