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ジェニファー・アニストン、クリスマスツリーに飾った“今年を象徴するオーナメント”に非難殺到

2020年12月28日 16:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

SNSがついに炎上してしまったジェニファー・アニストン
これまで炎上や批判とはほぼ無縁だった人気女優ジェニファー・アニストンが、自身のInstagramストーリーにアップしたある写真を巡って槍玉にあがってしまった。それは今年を象徴するようなクリスマスツリーのオーナメントの画像だった。

『フレンズ』のレイチェル役などで人気の女優ジェニファー・アニストンが、珍しくネット上で槍玉にあがっている。事の発端はジェニファーがクリスマス当日にInstagramストーリーにアップした、クリスマスツリーに飾ったオーナメントのクローズアップ写真だった。それはラウンド型の木製オーナメントで、 “Our first pandemic 2020”とのメッセージが刻まれている。

欧米では“Our First Christmas Together”(一緒に過ごす初めてのクリスマス)、“Our First Christmas As Grandparents” (祖父母になって初めてのクリスマス)など、自分にとってその年を象徴するような出来事にちなんだメッセージが刻まれたオーナメントを集めるのは極めて一般的で、プレゼントとして贈ったり贈られたりすることも多い。ジェニファーの“Our first pandemic 2020”のオーナメントも世界中がパンデミックという未曾有の事態に見舞われたことを記した、まさに2020年を象徴するオーナメントだが、この投稿に「配慮に欠ける」「ジョークだとしても笑えない」と非難の声が殺到してしまった。

新たに変異種が確認されるなどパンデミックへの不安が引き続き高まる中、このようなオーナメントの写真をわざわざSNSにアップしたジェニファーに対してTwitterには、

「無神経にもほどがある」
「少しは空気を読んでほしい」
「セレブだからって何をしても許されると思ってる?」
「たくさんの尊い命が奪われているっていうのに…ジョークだとしても笑えない」
「仕事や家を失って路頭に迷っている人達の気持ちを考えて」

といった声があがっている。

しかしジェニファーはこれまで新型コロナウイルスに感染した友人の写真をInstagramにアップし人々にマスク着用を呼びかけたり、コロナ対策支援の一環としてヌード写真をオークションに出品するなど自身の知名度を使って様々な活動を続けてきた実績がある。そのためファンからは、

「悪意があってアップしたわけじゃない」
「何でもかんでも悪い方に解釈しようとしないで」
「そんなにジェニファーを貶めたい?」

とジェニファーを擁護するツイートも多数見受けられた。

これまでのジェニファーの言動から判断すれば、確かにこのオーナメントの写真を公開した彼女にネガティブな意図があったとは考えにくく「2020年はこんな一年だった」と記憶に刻み込むための自身へのメッセージだったのかもしれない。しかし様々な理由から「2020年をなかったことにしたい」と願う人々からすれば少々配慮に欠けた投稿だったことも否めず、ネット上で賛否両論が飛び交っているのも致し方ないことだろう。

2019年10月にInstagramを始めたジェニファーは、アカウント開設からわずか5時間16分でフォロワー数が100万人に到達、今年9月に博物学者のデヴィッド・アッテンボロー氏にその記録を抜かれるまで、100万人のフォロワーを最速で獲得した人物としてギネス世界記録を保持していた。(2020年11月には、映画『ハリー・ポッター』シリーズのロン役で知られるルパート・グリントが4時間1分で最速記録を塗り替えている。)

今回の出来事はそんな人気者ジェニファーのSNS開設以来初めての“炎上”と注目されたが、現時点では本人からコメントなどは発表されておらず、ファンはジェニファーが今回の世間の風潮に辟易しSNSから離れていってしまわないかを心配しているようだ。

画像2枚目は『Jennifer Aniston 2020年12月25日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)