2021年にレーシングポイントはアストンマーティンへと名称を変更してF1活動を行う。これに伴い、タイトルスポンサーが2020年のBWTから他企業に変更になる可能性があるようだ。
2020年は『BWTレーシングポイントF1チーム』として戦ってきたチームは、12月12日に公表された2021年エントリーリストには『アストンマーティン・BWT・F1チーム』でエントリーされていたが、22日発表バージョンでは『アストンマーティンF1チーム』に名称が変更されていた。
『Motorsport-Total.com』は、オーナーのローレンス・ストロールと投資家グループは、アストンマーティンとしての活動を開始するタイミングで、新たなタイトルスポンサーを獲得すべく、アメリカに本拠を置く大手ITサービスプロバイダー、コグニザントとの交渉を進めていると伝えた。アストンマーティンがコグニザントと契約を結んだ場合、BWTとの提携が完全に終了するかどうかは不明だ。
BWTはオーストリアの水処理関連会社で、同社との契約によりレーシングポイントはコーポレートカラーであるピンクに彩られていた。しかしアストンマーティンへと転身する2021年には、同ブランドを示すブリティッシュグリーンのマシンを走らせるものと考えられている。