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ランチョンミート&クッキーの味は? 中国のマクドナルドが限定販売したハンバーガーに賛否両論

2020年12月26日 05:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

斬新なバーガーを中国のマクドナルドが限定販売(画像は『New York Post 2020年12月20日付「McDonald’s plans to sell ‘Spam burger’ topped with Oreos in China: report」(Shutterstock)』のスクリーンショット)
中国のマクドナルドが、斬新な商品を今月21日に限定販売した。その商品はバンズの間にランチョンミートの“スパム”とその上にクッキーの“オレオ”を砕いたものをかけ、マクドナルドの特製ソースで仕上げるという興味深い組み合わせのハンバーガーだ。ネット上ではネガティブな反応が多い一方で、「意外といける」という声もあり、好き嫌いが大きく分かれたようだ。『Delish.com』などが伝えた。

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中国のマクドナルドは今月16日、公式ホームページで新たなハンバーガーを1日限定で発売すると公表した。気になる新作は、バンズにハワイアン料理で有名なランチョンミート“スパム”を2枚挟み、黒いクッキーでお馴染み“オレオ”を砕いてかけ、最後にマクドナルドの特製ソースで味を整えた斬新なハンバーガーだった。

「Niko Partners」で中国などアジア圏市場を中心にビデオゲームアナリストを務めるダニエル・アハマッドさん(Daniel Ahmad)が今月18日、Twitterで「中国のマクドナルドがオレオ×スパムバーガーを今月21日に発売するぞ」とこの情報をシェアした。

すると今月24日の時点で5,100件以上の「いいね」が集まり、反響を呼んだ。ユーザー達は「これはパスだな」「ちょっと食べてみたい気もするけど、吐きそうな気もする」「スパムはわかるけど、オレオは無いでしょ」などとコメントしており、あまり良い反応ではなかった。


アメリカから中国・上海に駐在員として滞在しているナタリア・ジャッドさん(Natalie Judd)はこのハンバーガーを食べてみたようで、「簡単に言うと、米老舗ハムブランドの『ハニーベイクド・ハム(HoneyBaked Ham)』にマヨネーズをかけたような味だったよ」と評価しており、甘さとしょっぱさが意外と合うようだ。

中国のブログサイト「Sina Weibo」でも、新商品をPRしたマクドナルドのページには「販売する必要のない商品だね」「嫌いな人をどうしてもディナーに招待しなければいけない時に、このハンバーガーを出すといいかも」とネガティブな反応が見受けられた。

その後、ダニエルさんはTwitterで「もちろん中国の人たちもこの商品を嫌っているよ」と明かしている。

この奇妙なハンバーガーは今月21日だけの限定販売で、13.14人民元(約200円)にて提供された。

画像は『New York Post 2020年12月20日付「McDonald’s plans to sell ‘Spam burger’ topped with Oreos in China: report」(Shutterstock)』『Daniel Ahmad 2020年12月18日付Twitter「McDonalds China is introducing a new Oreo x Spam burger on December 21. There will be 400,000 produced and sold.」』『麦当劳中国 2020年12月16日付「午餐肉汉堡来了!限时一天!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)