ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、今年のクリスマスカードは家族写真のイラスト

このほどメーガン妃がパトロンを務める動物愛護団体が、妃から送られた今年のグリーティングカードをSNSで公開した。昨年はアーチーくんが主役のモノクロ写真だったが、今年は一家が2匹の犬達と自宅バックヤードでくつろぐイラストバージョンになっている。3月末にイギリス王室から離脱した夫妻は今年、妃の故郷カリフォルニアで初めてのクリスマスを迎えている。

メーガン妃が昨年1月にパトロンに就任したイギリスの動物愛護団体「Mayhew」（メイヒュー）が現地時間23日にTwitterを更新し、妃から送られたというグリーティングカードを公開した。

「私達のパトロン、サセックス公爵夫人より素敵なクリスマスカードが届き、大変喜んでおります。」
「夫人はこのたび犬や猫、そして私達のコミュニティーをサポートするため、個人的に寄付もしてくださいました。」

そんなツイートとともにアップされたのは、ヘンリー王子、メーガン妃、アーチーくんの3人が、2匹の犬達とともに屋外でくつろぐ幸せいっぱいのイラストだ。夫妻の代理人によれば、これは夫妻が今夏購入したサンタ・バーバラの自宅バックヤードで、今月初めに妃の母ドリアさんが撮影した写真をもとにイラスト化されたものだという。メーガン妃の隣にある小さなクリスマスツリーとそこに飾られた手作りのオーナメントなどはアーチーくんが選んだものだそうで、ツリーはクリスマスが終わった後、庭に植え直される予定とのことだ。

夫妻の新居購入時には複数のメディアが「2人はこの豪邸を1465万ドル（約15億6600万円）で購入した」「およそ7エーカー（東京ドーム約0.6個分）の敷地を有し、そこに建つ約400坪超の邸宅には9つの寝室と16のバスルームがある」「アーチーくんのためにプール、遊具セットなども完備している」などとこぞって報じていたが、どうやらヘンリー王子とアーチーくんの背後にあるのはアーチーくんのプレイハウスのようだ。まるで童話の1ページのような素敵なイラストには、幸せいっぱいの一家の日常風景が広がっている。

昨年のグリーティングカードには、アーチーくんの顔がはっきりと見て取れるモノクロ写真を使用しファンを喜ばせていたものだが、今年はイラストバージョンのためアーチーくんの顔の表情まではわからないもののヘンリー王子譲りの赤毛であることは間違いなさそうだ。現在1歳7か月とやんちゃな時期真っ只中のアーチーくん、おそらく普段はビーグル犬の“Guy”（ガイ）＆ラブラドール犬の“Pula”（プラ）と一緒に、広いバックヤードを元気に走り回っているのだろう。

昨年は11月後半より休暇に入り、クリスマスはカナダで過ごしたヘンリー王子・メーガン妃夫妻、今年は一家水入らず、妃の故郷カリフォルニアで初めてのクリスマスを迎えている。関係者が『People.com』に明かしたところによれば、夫妻は新居にてアーチーくんとクリスマスの飾り付けを楽しんだという。ヘンリー王子にとっては昨年に続き、故郷イギリスを離れて迎える2度目のクリスマス、それだけに妃は「特別なホリデーにしたい」と意気込んでいるそうだ。

ロイヤルファミリーは通常、クリスマスホリデーをノーフォーク州サンドリンガムで過ごすのが常となっているが、今年はパンデミックの影響によりそれが叶わずじまいに。エリザベス女王とフィリップ王配、チャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子夫妻はそれぞれ別々に過ごす予定だと伝えられている。そんな中、海の向こうに渡ったヘンリー王子・メーガン妃夫妻は「新居にて、自分達らしい新たな伝統を築いていこうとしている」とのこと。ロイヤルメンバー達がヘンリー王子夫妻からのこのグリーティングカードを一体どんな思いで眺めているのかが、気になるところだ。

画像は『Mayhew　2020年12月23日付Twitter「We’re thrilled to receive wonderful Christmas wishes from our Patron, The Duchess of Sussex, who also made a personal donation, helping dogs, cats and our community.」』『The Queen’s Commonwealth Trust　2019年12月23日付Twitter「Just sharing the sweetest Christmas Card from our President and Vice-President, The Duke and Duchess of Sussex.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）