今回の「グリーンリカバリー促進事業」では、施策のひとつとして廃棄物問題の解決を目指す。都市レベルの廃棄物戦略策定を行い、量子コンピューティング技術やAI技術の活用によって収集・運搬システムを整備していく。ヤンゴン市で廃棄物分野のODA事業に取り組む福岡市も、今回の事業をサポートする。
収集・運搬業務における作業計画や運搬経路の作成にあたっては、グルーヴノーツのクラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を活用。同プラットフォームは量子アニーリング方式に対応しており、「人」「モノ」「作業」の最適なパターンを瞬時に導き出す。
建設コンサル×テクノロジースタートアップ建設コンサルタント会社の日本工営は、自然と共生する環境づくりや快適なまちづくりを推し進めている。また、テクノロジースタートアップのグルーヴノーツは、AIや量子コンピュータなどによって快適な都市サービスを創出する「City as a Service」を推進。日本工営がグルーヴノーツに賛同し、今回の連携が実現した。