トップへ

コオロギ、バッタ、カイコ入りの「昆虫コーヒー」発売 バッタは「枯れ感」、カイコは「強い個性がぶつかりあった」コーヒーに

2020年12月23日 19:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

昆虫食の販売などを行うバグズファームは12月23日、バッタ・カイコ・コオロギをそれぞれブレンドしたコーヒーを販売した。

昆虫食を紹介するYouTuber、"昆Tuber"かずきさんとのコラボ商品で、大阪で3店舗スペシャリティコーヒーを提供する「WAKO」の焙煎士・荻原駿さんも協力している。

豆と昆虫の組み合わせにこだわり

同商品は今年9月発売の「コオロギ  ブレンドコーヒー(中煎り)」の反響を受け、シリーズ化した第2弾で、販売元は「大地を感じる新感覚の3種のスペシャル昆虫ブレンドコーヒーをぜひお楽しみください」とコメントしている。

「グラスホッパーブレンドコーヒー」は、1日100キロ飛行能力があると言われているトビバッタのパウダーがブレンドされている。コロンビア豆の豊かな甘味や力強い苦味に、バッタの"枯れ感"がいきるコーヒーだ。

「シルクワームブレンドコーヒー」には、新鮮な桑の葉のみを食べて育ったカイコ(シルクワーム)のサナギ粉末がブレンドされている。果実や香りに特徴が出やすいグアテマラと「強い個性同士がぶつかりあって生まれた」味わいだという。

「クリケットブレンドコーヒー(深煎り)」は、苦味が少なく、さわやかな酸味でのブラジルサントスに、昆虫食の定番コオロギをブレンド。販売元は、

「すでに発売されている中煎りと飲み比べることにより、コーヒーの味わいやコオロギの主張の変化なども楽しめる」

とコメントしている。

価格はいずれもドリップパック1袋10グラム税込500円、100グラムパック 2000円となっている。なお食用コオロギパウダーには甲殻類と類似した成分が含まれるため、エビ・カニアレルギーの人は注意が必要となる。