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黒崎レイナが語る、初めてのセクシーショットへの挑戦 「くびれを綺麗に見せる角度を意識しました」

2020年12月23日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 雑誌『nicola』や『seventeen』専属モデルとして活躍し、『仮面ライダーエグゼイド』西馬ニコ役で女優としても注目され、数々のドラマ・映画作品に出演している女優・黒崎レイナが初写真集『 麗 』をリリースした。グラビア経験が少ないと語るだけあり、初挑戦となる衣装やロケーションが盛りだくさんの内容となっている。今回、写真集発売記念イベント終了後にインタビューを行い、本作に対する想いを十分に語ってもらった。(編集部)


参考:テラハ出演モデル Niki、谷間見せる大胆ショット 2nd写真集『ニキには?』カバー公開


■初水着、初ランジェリー、初シーツ、初沖縄


――最初にファースト写真集出版のお話を聞いたときにどう思いましたか?


黒崎:「この20歳のタイミングでできるの? 嬉しい!」と思いました。ずっと20歳までに自分の写真集や書籍を出せたらいいなぁと考えていたので。まだ幼さが残る年齢というんですかね(笑)? そこで残せたのは嬉しいです。


――“すべてを出し切った感”が伝わる作品に仕上がりましたね。


黒崎:初めてづくしでしたね。初挑戦の水着姿、ランジェリー姿、そして何も着てないシーツ姿とか(笑)。あと初沖縄! 大胆でありつつ美しく、セクシーだけになり過ぎないというのは意識しました。


――確かに美しさが全面に出ていました。沖縄にはずっと行ってみたかったんでしょうか?


黒崎:沖縄か北海道がいいなと思っていました。冬、春、夏と撮影してきて、どこか異国っぽいところで撮影したいと考えていましたので。黒いワンピースのシーンはかなり異国っぽい写真になっていると思います。あとはご飯も気になってました!


――このシーンの素晴らしさは、ロケーションもそうですが、前後で幼さが残る場面でいきなり大人の雰囲気になるところです。


黒崎:そうなんです! 対比が生まれますよね。あと、なぜかワンピースの水着の方がセクシーに見えるという(笑)。普段、水着自体まったく着ないんですけどね。


――撮影のときは泳いだりしなかったんですか? 


黒崎:ちょっと浸かって遊んだりはしたんですけど、泳いではないですね。綺麗な写真を撮ってもらえて、大満足です。


■超王道のグラビアがやりたかった


――今回、冬から夏にかけて撮影して、衣装もたくさんバリエーションがあります。どの衣装がいちばん気に入っていますか?


黒崎:普段は白いレースのワンピースみたいなものとか、スポーティでカジュアルなものが多いので、そういう衣装もいいのですが、特にデニムの衣装が気に入っています。他の方の写真集を見て「デニムっていいな」って思いました。カジュアルだし、セクシーにも見せられて、カワイイんですよ。他には白シャツも清楚なイメージでいいと思いますし。でも、やっぱりいちばん着たかったのは黒のワンピース。これに関しては、こういうのが着たいとスタイリストさんにお伝えしました。


――普段着ない衣装を着られるというのも写真集の魅力かもしれないですね。


黒崎:あと、このメガネは私物なんですよ。普通にかけていたら「これいいんじゃない?」という話になって、早速取り入れました。


――衣装もそうですが、黒崎さんからも提案したんですね。


黒崎:しました。メイクについても、個人的にすごく好きなので、色々と希望をお話させていただきました。いろんな四季折々の黒崎を撮影していただきました。他にも海外での撮影などの案もあったのですが、いろんな自分を見て欲しかったので、何度かに分けて撮影させていただきました。


――白シャツなど王道のグラビアと言えるカットもあります。


黒崎:ファースト写真集なので「超王道」でいきたいって思いました(笑)。それでいて、今までの私にはない部分も見せたかったです。


■最初は雪の撮影から


――雪のシーンもありました。


黒崎:このロケーションが最初の撮影でした。それがこのロッジ、冬なのにカメムシだらけだったんですよ! 澄ました顔してますけど、足にカメムシついてたんじゃないかな? それくらい凄かったです。この日は雪が溶けかけている時期だったので、早朝に頂上まで登って撮影しました。周りはスキー客がいっぱいいて、その中で撮影しました。


――しかも裸足です!


黒崎:感覚なかったです。顔に出ないように頑張りました! でも最初にこういう撮影できたのが良かったのかもしれないです。


――裸足以外にも最初の撮影でランジェリー姿の撮影は緊張したんじゃないですか?


黒崎:撮影もそうなのですが、まず衣装合わせのときに緊張しました。「これで人前に出るの? 大丈夫?」って。それが撮影しているうちに「たくさん撮って! どうぞ!」っていう感じで楽しかったです(笑)。その撮影で、色々と学べましたね。


――どういうところが勉強になりましたか?


黒崎:角度ですかね。くびれをどういう風にしたら、綺麗に見せられるか? 女性らしいラインが出るか? というのを意識するようになりました。撮影の前にも女優さんやアーティスト、アイドルの方から、男性の写真集まで見て研究はしていたんですけど。


――なるほど。今回の作品はそういった美しさを含めて、女性の読者も意識されていると思うのですが、そういう考えはありましたか?


黒崎:意識しました! どちらにも見てほしかったので、ファッションっぽいものから、制服でしっぽりしたものまで。いろんな方の期待に応えられる写真集だと思います。


――出し切ったと(笑)。カメラマンのLUCKMANさんとの関係性はどのように築いていきましたか?


黒崎:最初はもう、すごく緊張したんですよ。そこでLUCKMANさんは緊張をほぐすために、なぞなぞ出してくれたり(笑)、他のスタッフもそれに乗ってくれて、楽しくできました。もちろんONとOFFはしっかりして、集中するときは集中してやりました。とにかく会話が途切れない現場だったので、それが良かったです。全員が揃ったのが最初の撮影だったのですが、家に帰って写真を見て、次に備えましたね。


――そんな撮影を通して、特にどのカットに注目して欲しいですか?


黒崎:赤いワンピースのカットですね。服装も髪型も幼いんですけど、雨が降ってきたことによって、幼さと大人っぽさが混ざった感じになったんですよ。赤い服だと元気になりがちだと思うんですけど、そのバランスが好きです。


――表情もアンニュイな感じですよね。


黒崎:そうアンニュイ! アンニュイ大事です。


――カバーのカットの決め手はなんでしょうか?


黒崎:これは私だけじゃなくて、スタッフ全員で「コレだね!」って一致したんですよ。王道でありながら表情はクールめなので、気に入っています。


――タイトルをシンプルに『麗(うらら)』とした理由は?


黒崎:麗しい人になりたい! というシンプルな理由です(笑)。元々、この漢字が好きで、いつか使いたいというのもありました。字面も好きです。強いですよね。このタイミングで付けられたのが嬉しいです。


――これから手に取る人には、どこに注目して欲しいですか?


黒崎:まずは分厚いこと(笑)。初挑戦のセクシーなショットもあり、素の表情も見せていている、10,000枚以上から選ばれた、四季折々の20歳の黒崎レイナを色んな人に見て欲しいです。


(文=佐々木康晴/写真=富田一也)


■黒崎レイナ(くろさきれいな)
1998年11月11日生まれ。愛知県出身。身長160cm。趣味は読書、歌、料理。特技はイラスト制作。モデルとして『nicola』『seventeen』の専属モデルとなる。近年は女優としてドラマや映画に出演中。本作が初の写真集となる。