トップへ

メルシーボークー、元デザイナーの宇津木えりが新ブランド始動、天然素材のベーシックな服をデザイン

2020年12月22日 21:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

宇津木えり Image by: FASHIONSNAP.COM
2020年秋冬シーズンをもって事業を終了する「メルシーボークー、(mercibeaucoup,)」のデザイナーを務めた宇津木えりが、新ブランド「エリウツギ(eriutsugi)」を始動した。2021年1月31日から受注オーダーを開始する。 インタビュー 「どうもありがとう」宇津木えりが語るメルシーボークー、での14年とこれから

 宇津木は東京コレクションブランドのデザイナーを経て、2005年にエイ・ネットに入社。準備期間を経て、2006-07年秋冬シーズンの東京ファッションウィークでメルシーボークー、のファーストコレクションを発表した。「きちんとしているけど、ちょっと笑える。主張はあるけど、気どっていない。そんな、遊び感のある、きれいな服。」をブランドコンセプトに掲げ、「楽しむ心」を大切に、着用者が楽しんで着られる服を提案してきた。
 新ブランドでは「だれでも いつでも いつまでも 心地よく着られる服を一点一点 大事につくります 着る人 つくる人 服を通して日常が楽しい気持ちになるそんな服をつくります」という思いから、天然素材を用いたベーシックな服をデザイン。工場や機屋、染めの職人とものづくりを行う。受注生産方式で販売し、アイテムの試着が可能なショールームを開設するという。
 宇津木は自身の公式インスタグラムで「eriutsugiブランドをスタートさせていただく事となりました。おかげさまでこのようにまた、服づくりができることに、感謝の気持ちでいっぱいです。みなさんに、喜んでいただけるような服づくりをしていくよう、頑張ります。これからもどうぞ、よろしくお願い致します」とコメント。ブランドのインスタグラムで服作りの過程を報告していくという。

関連記事 エイ・ネットが「メルシーボークー、」「ネ・ネット」を休止、にゃーも展開終了へ

■eriutsugi:公式サイト