トップへ

IMSA:2021年暫定カレンダーの西海岸2連戦を9月開催へと変更。WEC富士6時間と日程重複

2020年12月19日 15:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったロングビーチでのレース
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2021年暫定カレンダーにおいて、アメリカ西海岸カリフォルニア州における2つのレースの開催時期が変更された。第3戦として予定されていたロングビーチ戦と、続くラグナセカのイベントが、いずれも9月の開催へと移されている。

 当初、ロングビーチでの『アキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチ』は4月16~17日(開催クラスはDPi、GTLM、GTD)、ラグナセカでのレースは4月23~25日(DPi、LMP2、GTLM、GTD)に連戦が予定されていた。

 12月17日に明らかになった新たな日程では、2021年9月10~12日にラグナセカ、2週間後の9月24~26日にロングビーチでレースが行なわれる。元の日程と同様にラグナセカではDPi、LMP2、GTLM、GTDによる2時間40分のレース、ロングビーチではDPi、GTLM、GTDの3クラスによる100分レースが開催されることになる。

「西海岸の観客は、我々のすべてのステークホルダーにとって非常に貴重な存在だ。この日程変更は、カリフォルニアの多くのIMSAのレースファンに最高の機会を提供することになるだろう」とIMSAプレジデントのジョン・ドゥーナン。

「同様に、チャンピオンシップに参加するチームにとっては、ふたつのカリフォルニアでのレースを連戦で開催することが重要だった。ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカと、ロングビーチ・グランプリ・アソシエイションのパートナーに感謝する。すべてのパートナーが、この柔軟な対応に協力してくれている」

 ロングビーチ・グランプリ・アソシエイションのジム・ミカエリアンもまた「秋への日程変更に協力してくれた、IMSAの全員に感謝している」と謝意を述べている。

「我々は、安全かつ魅力的な環境において、すべてのゲストにグランプリの良さを提供できるタイミングでイベントを実施したいと考えている」

 なお、このロングビーチの新日程は、WEC世界耐久選手権の暫定カレンダーにおける富士6時間レースの開催日とバッティングしている。

■2021年 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権 暫定カレンダー(改訂版)
■2021 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権 暫定カレンダー(2020年12月17日現在)
Rd.DateEvent(Circuit)ClassTest1月22~24日ロア・ビフォア・ザ・ロレックスDPi, LMP2, LMP3, GTLM, GTD11月28~31日デイトナ24時間DPi, LMP2, LMP3, GTLM, GTD23月17~20日セブリング12時間DPi, LMP2, LMP3, GTLM, GTD35月14~16日ミド・オハイオDPi, LMP3, GTD46月4~5日デトロイト(ベル・アイル)DPi, LMP2, GTD56月24~27日ワトキンス・グレン6時間DPi, LMP2, LMP3, GTLM, GTD67月2~4日モスポート・パークDPi, LMP3, GTLM, GTD77月16~17日ライムロック・パークGTLM, GTD88月6~8日ロード・アメリカDPi, LMP2, LMP3, GTLM, GTD98月20~22日バージニアGTLM, GTD109月10~12日ラグナセカDPi, LMP2, GTLM, GTD119月24~26日ロングビーチDPi, GTLM, GTD1210月6~9日プチ・ル・マンDPi, LMP2, LMP3, GTLM, GTD