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JR・私鉄各社、2021年3月13日ダイヤ改正 第9回 小田急電鉄3/13ダイヤ改正、最終列車繰上げ・始発列車繰下げを実施

2020年12月19日 13:12  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
小田急電鉄は2021年3月13日にダイヤ改正を実施する。鉄道工事を取り巻く環境変化や新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、鉄道メンテナンス体制の持続性を高めるため、最終列車の一部と始発列車の運転時刻の見直しを中心としたダイヤ改正を行う。

今回のダイヤ改正では、小田急線全線(小田原線、江ノ島線、多摩線)で最終列車の繰下げを実施。新宿駅の最終列車は、小田原行が23時22分発、本厚木行が23時46分発、海老名行が0時0分発、相模大野行が0時15分発となり、20~23分繰り上げられる。向ヶ丘遊園行が0時32分発(急行成城学園前行、経堂駅で各駅停車向ヶ丘遊園行に接続)で7分繰上げ、経堂行が0時43分発で10分繰上げとなる。

江ノ島線の最終列車は、片瀬江ノ島行が相模大野駅0時17分発(土休日0時18分発)、大和行が相模大野駅0時26分発。新宿駅から乗り継ぐ場合、片瀬江ノ島行の最終列車に接続する列車は新宿駅23時33分発(土休日23時22分発)、大和行の最終列車に接続する列車は新宿駅23時46分発となり、10分以上繰り上げられる。多摩線の最終列車は、新百合ヶ丘駅0時45分発の唐木田行。新宿駅から乗り継ぐ場合は同駅0時15分発の列車に乗る必要があり、20分以上の繰上げとなる。

始発列車も一部において発車時刻が繰り下げられ、小田原線の小田原駅、相模大野駅、新百合ヶ丘駅から上り方面の始発列車は9~10分の繰下げとなる。江ノ島線は大和駅から上り方面の始発列車が15分の繰下げ、相模大野駅から下り方面の始発列車が4分の繰下げに。多摩線は唐木田駅から上り方面の始発列車が12分繰り下げられる。成城学園前駅、経堂駅から上り方面の始発列車も2~5分の繰下げを予定している。

最終列車の繰上げ、始発列車の繰下げにともない、早朝および22時以降の一部列車の運転時刻等も変更される。それ以外の時間帯については、現行ダイヤからおおむね変更はないとのこと。なお、今回のダイヤ改正に合わせ、2021年3月12日をもって特急ロマンスカーの車内販売サービスを終了することも発表している。(MN 鉄道ニュース編集部)