レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、チームが2021年のチームメイトとしてセルジオ・ペレスを選んだことを喜び、ペレスとのペアならメルセデスに挑むことができると期待を示した。
12月18日、レッドブル・レーシングは、2021年にはアレクサンダー・アルボンの代わりにベテラン、ペレスを起用すると発表した。アルボンはテスト&リザーブドライバーを務める。
この発表を受けて、フェルスタッペンは、「僕自身のパフォーマンスは何も変わらないと思う。でも、レースを通して僕と一緒に上位を走り、ライバルにプレッシャーをかける能力があるセカンドカーを手に入れることになるだろう」と語った。
「今年、高い競争力があったときでも、ほとんどの場合、彼ら(メルセデス)にチャレンジし何か違うことを試みるのは僕だけだった。1台だけだったんだ」
「一方で彼らは2台のうち1台は最適な戦略で走らせ、もう1台に僕をカバーさせる。そうなると彼らと戦うのは難しい」
「なによりチェコがチーム全体を前進させてくれることを期待している。同時に、僕にとって警戒すべき存在になるといいね。そうなれば素晴らしい。プッシュしてくれるチームメイトがいることはエキサイティングだからね」
「シーズン最初から、より競争力のあるマシンがあれば、面白い展開になるし、判断を下す際に彼らを悩ませることができるんじゃないかな」
フェルスタッペンは、首脳陣に対してチームメイトとしてどういうドライバーが好ましいかについて意見は述べたが、それがチームの決断を左右したわけではないと述べている。
「もちろん(事前に)この話はしていた。そういう時、僕は正直な意見を言う」とフェルスタッペン。
「でも結局のところ、決めるのはヘルムート(・マルコ/モータースポーツコンサルタント)とクリスチャン(ホーナー/チーム代表)、そしてもちろんディートリッヒ(・マテシッツ/レッドブル社オーナー)だ」
「今年、アレックスはとても苦労している時があった。彼はとてもいい人だから、チームに残ることになってうれしい」