トップへ

ホンダ八郷隆弘社長が角田裕毅のF1デビューを祝福「世界最高峰のステージでの活躍を楽しみにしている」

2020年12月16日 18:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

アルファタウリで初のF1テストに臨んだ角田裕毅
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、2021年シーズンに角田裕毅を起用することを発表した。来年はホンダF1の最終年となるが、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーと角田のタッグでシーズンを戦うことになる。

 角田はホンダのドライバー育成プログラム出身で、レッドブルの育成プログラム『レッドブル・ジュニアチーム』にも所属している。今年はF1直下のFIA-F2にカーリンから参戦してポールポジションを4回獲得、3勝を挙げ、表彰台登壇が7回という結果を残した。

 ホンダのドライバー育成プログラム出身のドライバーがF1に参戦するのは、佐藤琢磨以来となる。そんな角田のF1デビュー決定に際し、本田技研工業株式会社の八郷隆弘代表取締役社長が祝福のコメントを寄せた。

「まずは角田選手に『F1レギュラードライバー昇格おめでとう!』と伝えたいです。また、F1を夢の舞台として目標とする若手ドライバーたちを長年応援している私たちにとって、角田選手がF1のレギュラードライバーの座をつかんだことはひとつの夢が叶ったことになり、とても嬉しく思います」

「世界最高峰のステージでの戦いはこれまで以上に険しいものになるとは思いますが、世界最速という次の夢を追う角田選手がそこで大活躍をしてくれることを楽しみにしています」

 今年はガスリーとダニール・クビアトというコンビで107ポイントを獲得し、コンストラクターズランキングで7位につけたアルファタウリ・ホンダ。F1初優勝を飾ったガスリーと、ルーキーの角田を擁して、2021年のアルファタウリ・ホンダはどのような成績を残すことができるだろうか。大きな注目を集めることになりそうだ。