合成開口レーダー衛星(SAR衛星)は、写真を撮るのでなく、雲などの影響を受けないマイクロ波を使ったレーダーで情報収集する。しかも、移動しながら観測したデータを重ね合わせ、仮想的に大口径のレーダーと同等の精度を実現するので、一般のレーダー衛星では不可能だった詳細なデータ収集が可能になる。
UR2020フォーラムのコンテストでトップ4に選出この水害情報提供サービスは、災害時対応や危機管理をテーマにした国際フォーラム「Understanding Risk (UR)」で開催されたコンテスト「SSTL × The World Bank HADR Challenge」でトップ4に入り、ファイナリストとして選出されている。
このフォーラムは約180カ国の企業・団体が参加するもので、今回のコンテストはシンガポールの宇宙テクノロジー企業「Singapore Space and Technology Ltd」と、世界銀行が支援する「SEADRIF(東南アジア災害リスク保険ファシリティ)」が主催したもの。