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F1若手ドライバーテストのラインアップ固まる。角田裕毅&佐藤万璃音の日本人ペア登場。アロンソらベテラン含む15人参加

2020年12月15日 08:41  AUTOSPORT web

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アルファタウリで初のF1テストに臨んだ角田裕毅
2020年F1シーズンが終了し、12月15日に最終戦の舞台アブダビのヤス・マリーナ・サーキットでF1若手ドライバーテストが開催される。今回のテストは2チームが欠席、8チームが最大2名のドライバーを走らせることが明らかになった。

 このテストは元々はF1昇格を目指す若手ドライバーたちにF1マシンに乗る機会を提供するためのもので、キャリアのなかでグランプリに参戦した経験が2戦以下の者に基本的には限定されていた。しかしFIAが例外を認めることが可能とされており、その結果、2020年シーズンに出場していないドライバーの参加が許可された。また、今回は2020年型マシン2台を走らせることが許される。

 グランプリ参戦3戦以上のドライバーで参加するのは、2021年にF1に復帰する、2度のワールドチャンピオンで39歳のフェルナンド・アロンソ(ルノー)、ストフェル・バンドーン(メルセデス)、セバスチャン・ブエミ(レッドブル・ホンダ)、ロバート・クビサ(アルファロメオ)。これら4チームは2台目に経験のない若手のドライバーを走らせる。

 2021年にF1にデビューが決まっているドライバーとしては、ミック・シューマッハーが参加、アブダビGPのFP1に続き、ハースの2020年型マシンを走らせる。シューマッハーのチームメイトとなるニキータ・マゼピンは参加しない。

 アルファタウリ・ホンダは、レッドブルとホンダのジュニアドライバーで、2020年FIA-F2でランキング3位を獲得した角田裕毅を起用。角田は2021年にダニール・クビアトの後任としてチームに加入するものと考えられている。アルファタウリは今年FIA-F2に参戦した佐藤万璃音も起用、日本人2人のラインナップでテストに臨む。


 なお、マクラーレンとレーシングポイントは参加しないことを決めている。
■2020年F1アブダビ若手ドライバーテストラインアップ(予定)
チームドライバードライバーメルセデスストフェル・バンドーンニック・デ・フリースレッドブル・ホンダセバスチャン・ブエミユーリ・ビップスルノーフェルナンド・アロンソ周冠宇アルファタウリ・ホンダ角田裕毅佐藤万璃音フェラーリロバート・シュワルツマンアントニオ・フォコアルファロメオロバート・クビサカラム・アイロットハースミック・シューマッハー-ウイリアムズジャック・エイトケンロイ・ニッサニー