2020年F1アブダビGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3番手だった。
Q1で1番手(1分35秒528)、Q2で1番手(1分35秒466)、Q3で3番手(1分35秒332)。決勝はミディアムタイヤでスタートする。
ハミルトンはCOVID-19でサクヒールGPを欠場、検査で陰性となったためアブダビに出場しているが、体調はまだ万全ではないとしている。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 予選=3番手
今週末は間違いなく苦労している。リズムを取り戻し、もう一度勢いに乗ろうとしているが、なかなかうまくいかない。でもこのチームに戻れたことに心から感謝している。僕らは強力なシーズンを送ってきたので、いい形で締めくくりたいね。
マシンバランスに苦労しており、しっくりこなかった。それで予選で1周をうまくまとめることに苦戦したんだ。それでも全力を尽くしたし、ものすごい接戦だった。
3番手になったことにはもちろんがっかりしている。でも(ポールを獲得した)マックス(・フェルスタッペン)におめでとうと言いたい。彼は今年素晴らしい走りを披露してきた。僕とバルテリ(・ボッタス)は後ろからスタートすることになるが、彼をてこずらせることができればいいね。それによってレースはますます面白くなるはずだよ。ロングランにはまだ未知の領域が残っているしね。
オーバーテイクが難しいサーキットだけれど、戦略を利用することができる。スタートと最初の数周が重要になるだろう。チャンスはあるので、どう展開するのかを見ていく。
(予選後の会見で体調について語り)疲労感が強くて、できるだけしっかり睡眠をとるようにしてきたけれど、通常のように元気を取り戻すのが簡単ではない。先週体重がかなり減ったしね。でももちろんレースで全力を尽くすよ。
ポールポジションからスタートするのが一番いいのは間違いないが、毎回ポールを獲得できるわけではない。(3番手スタートであることで)面白いレースになると思う。