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世帯年収1000~1200万円は地方なら余裕たっぷり?「車はレクサスと軽自動車。家は大手ハウスメーカー」「毎日外食」

2020年12月13日 08:30  キャリコネニュース

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「住む場所によって家計の支出は変わる」と感じている世帯年収1000~1200万円の人は少なくない。首都圏のキャリコネニュース読者からも、

「この世帯年収でも地方なら余裕でしょう。でも首都圏は生活費がかかります。私たちは共働きなので、子どもに習い事をさせたり、旅行できたりしていますが、ゆとりはないです」(40代女性/神奈川県/メーカー系/世帯年収1000~1200万円)

という声が寄せられている。では世帯年収1000~1200万円の地方在住者は、どのような生活を送っているのだろうか。(文:鹿賀大資)

「東京や大阪に住んでいたら、この年収でも厳しいのでは」

金融業界で働く福岡県の20代男性は「余裕はないですが、窮屈な生活でもないです」と切り出す。特に最近は子どもができたことで、生活スタイルにも変化があったという。以前の住居は中心街で間取り2LDK。出産後に間取り4LDKの場所に移ったが、中心街からは少し離れた。

車も維持費や車内の広さのバランスを考え「外車からファミリーカーに変えました」という。それでも「旅行や外食なんかは好きなところに行けています」といい、

「地方だから、今の生活ができていると思います。東京や大阪に住んでいたら、この年収でも厳しいのでは」

と書いている。

「地方なので余裕です」と語るのは医療系勤務の広島県の30代女性。自炊をすることは滅多になく、外食中心の生活で「スーパーに行くことがないです」と生活状況を明かす。

「料理をしても、片付ける時間と労力がムダです。別に家事などしなくても生きていけるので、気にしていません。本当は外車を2台持ちたいけど、それをできていないのが現実。でも服は好きな時に、好きなだけ買います。預金はすべて主人任せで知りません」

「地方在住のため、住居を安く買えたことも大きい」

専門コンサル系の会社に勤務する、福岡県の30代女性は「生活の苦しさは感じていない」という。女性いわく「夫婦ともに、高級車を持ったり、着飾ったりすることに元々関心がない」と明かす。普段の生活で大きな出費のないことが功を奏しているのだろう。また、

「ほとんど飲み会にもいかない。それに地方在住のため、住居を安く買えたことも大きい」

と付け加えている。

ほかには、

「車はレクサスのSUVと、妻の軽自動車を所有。住居は大手ハウスメーカー。地方に住んでいるため、生活費が首都圏に比べてかからないと思う」(40代男性/滋賀県/メーカー系)
「田舎暮らしなので住居費や食品が安く、生活には余裕がある。新型コロナウイルスの影響で趣味の旅行に行けないのが不満。でも出費が抑えられ、順調に貯蓄ができている」(50代男性/愛媛県)

といった声も寄せられた。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」や「職場の忘年会ありますか?」に関するアンケートを募集しています。

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