2020年F1アブダビGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1=2番手/2=1番手だった。
FP1では32周のなかで1分37秒412(ソフトタイヤ)、FP2では28周を走行し1分36秒276(ミディアムタイヤ)をマークした。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス フリー走行1=2番手/2=1番手
まずまずの金曜日だった。マシンは走り始めからいい感じだったが、やるべき仕事はたくさん残っている。主に集中すべきことは、1周全体でバランスを適切にすることだ。いくつかのコーナーではフロントエンドに、他のコーナーではリヤエンドに苦しんでいた。
さらにソフトタイヤを正しいウインドウに入れることができなかった。最初の周回ではグリップが全くなかったので、温度が低すぎたのだと思う。でもその次のラップではすでにオーバーヒートしていた。つまり対策が必要なのは明らかだ。
ミディアムタイヤの方が感触はよかった。それはつまり、今日はソフトからすべてを引き出せなかったということなんだ。
まずまずの走行初日だったが、ここから1周1周取り組んでいく。今週末の僕の目標ははっきりしている。
今週末、ルイス(・ハミルトン)が復帰できてよかった。彼がチームに戻ってきて、またマシンに乗るのを見てうれしかった。