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エルメス、中国発「シャンシア」の過半数株式をフェラーリなど保有する伊投資会社に売却

2020年12月10日 19:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

シャンシア公式サイトより
エルメス社が、中国発のライフスタイルブランド「シャンシア(SHANG XIA)」事業の過半数株式を、フェラーリやエコノミスト・グループの株を所有する投資会社エクソール(Exor)に売却すると発表した。 関連記事 エルメスが立ち上げた中国発「シャンシア」とは?副社長に聞く

 シャンシアは、アーティスティックディレクター兼CEOのジャン・チョン・アー(Jiang Qiong Er)がエルメス社とともに2009年に設立し、中国の伝統的な技法を取り入れ、モダンに洗練されたデザインが特徴のアイテムを展開。親会社のエルメス社は全株式の95%を所有していた。
 エクソールは今年中に8000万ユーロ(101億円、1ユーロ=126円)の投資を完了するという。これにより、シャンシアはフランスとイタリアそれぞれをルーツとする2つの同族経営の会社からサポートを得る。なお、エルメス社とジャン・チョン・アーは少数株主になる。
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