トップへ

アップアニー、スマホアプリ市場データに基づく今年の消費者動向を発表

2020年12月10日 16:01  Techable

Techable

写真
App Annie Japan株式会社(以下、アップアニー)は、スマートフォンアプリの市場データに基づく今年の消費者動向を発表した。

今年における世界全体のアプリ総ダウンロード数は、App StoreとGoogle Playの合計で1,300億を突破する見込み。これは、前年比10%増の数字になるという。また、アプリストアにおける消費支出は前年比25%の成長を記録し、1,120億ドルで過去最高となる見込みだ。
今年の世相を反映した「非ゲームアプリ」ランキングアップアニーは、日本における「非ゲームアプリ」「ゲームアプリ」の市場データも公開している。まずは「非ゲームアプリ」から見てみよう。

ダウンロード数ランキングの首位は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」。そして、リモートワークの普及で知名度を高めたビデオ会議アプリ「Zoom」が後に続く。

アプリにおける支出額のランキングでは、マンガアプリ「LINEマンガ」が首位を獲得。ほかにも「ピッコマ」「マンガBANG!」がランクインし、トップ10のうち3つをマンガアプリが占める結果となった。背景にあるのは、社会現象にもなった『鬼滅の刃』の人気だ。そのほか、巣ごもり需要に合わせて各アプリがさまざまなキャンペーンを行ったことも要因のひとつとされている。
「ゲームアプリ」ランキングで首位を獲得したのは......?ゲームアプリのダウンロード数ランキングでは、パズルゲーム「トゥーンブラスト」が首位を獲得。2位は、人気シリーズ「どうぶつの森」をスマートフォンで楽しめる「どうぶつの森 ポケットキャンプ」となっている。

支出額のランキングにおいては、日本のパブリッシャーが優勢な状況が続く。「ドラゴンクエストウォーク」「プリンセスコネクト!Re:Dive」といったRPGカテゴリーのゲームが、昨年と比較して順位を上げる結果となったようだ。

PR TIMES

(文・早川あさひ)