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樋口可弥子はカフェでスカウトされて世界的モデルに! 坂下千里子も “運命の分かれ道”を告白

2020年12月09日 13:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

コンプレックスを武器にして世界的モデルになった樋口可弥子(画像は『kayako 樋口可弥子 2020年11月11日付Instagram「for @hm」』のスクリーンショット)
あの日のあの行動がなければ、今の自分はなかったかもしれない―そのような“運命の分かれ道”は誰にでもあるのではないだろうか。大注目のパリコレモデル・樋口可弥子は六本木のカフェでスカウトされ、本格的にモデルの活動を開始した。コンプレックスだらけだった1人の女性が世界的モデルになるまでの軌跡をフジテレビ系『ノンストップ!』が追った。

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7日、フジテレビ系『ノンストップ!』でモデルの樋口可弥子(21)について特集が組まれた。樋口は1999年生まれの現在21歳。182cmの長身と黒髪ベリーショートのボーイッシュな外見が目を惹く。ネット上では「何だこの美しい人は」という声があがっている。

樋口は今秋、ロンドンで行われたバーバリーのショーでオープニングモデルに抜擢された。その結果、ヴェルサーチェやディオールなど多くの有名ブランドからオファーを受ける。今、最も注目されているアジア人モデルといっても過言ではない。

そんな樋口だが、これまでの人生は順風満帆ではなかった。『ノンストップ!』では、自分の外見にコンプレックスを抱えていた過去を告白。180cmを超える長身に加え、本人曰く「日本基準の綺麗、可愛いとは全くかけ離れている」自分の顔が好きではなかったという。

では外見にコンプレックスを持っていた樋口が、どのような経緯で世界的モデルになれたのだろうか。樋口は友人の勧めでモデルの仕事に興味を持ち、高校在学中からモデル事務所に所属していた。ところが実際にはモデルの仕事はほとんどなく、2年間で一度しか撮影経験がなかったという。

高校卒業後はモデルを諦めて生活していたが、たまたま入った六本木のカフェで彼女の運命が大きく変わることになる。偶然店に居合わせた海外のモデル事務所社長に「その身長と年齢ならヨーロッパに来たほうがいい」とスカウトされたのだ。

社長はスカウト目的で来日していたわけではなかったが、樋口の姿を見て一目惚れしたという。社長は『ノンストップ!』のインタビューで当時のことを振り返り、「背が高く肌も目も表情も綺麗だった」と語った。彼女がずっとコンプレックスに思っていた外見が“武器”になった瞬間だった。

この奇跡的な出来事をきっかけに、本格的にモデルの仕事をスタートさせた樋口可弥子。だが活動の場を世界へと広げるうちに、外国人モデルとの体型の差に悩むこともあったという。その影響かは不明だが、樋口は過去に過食症を患っていたことを告白している。

Instagramに同じ過食症に苦しむ人がコメントした際には、「私もまだまだトライしている最中です。一緒にほどほどに頑張りましょうね~!」と返信していた。過食症という病を抱えながらも、有名ブランドからも注目させる世界的モデルへとのぼり詰めた。

樋口のシンデレラストーリーが紹介されると、ネット上では「立ち振る舞いもきっと際立って美しかったんだろうなぁ」「もっともっと有名になって欲しい」という声があがった。MCの設楽統(47)も樋口の“運命を決めた瞬間”のエピソードを聞いて驚いた様子だった。

その後、同番組にスタジオ出演していた坂下千里子(44)が自身のデビューのきっかけについて語った。高校3年生のある日、たまたま友人と雑誌を見ていた坂下は「第2回アルペンTVCMイメージガール・オーディション」の募集記事を発見。「シンデレラは君だ」というキャッチフレーズを見て、「シンデレラは私だ!」と直感したという。


坂下自身やスタジオ出演者たちは「その日、友達と雑誌を見ていなかったらここにいなかったかもしれない」と人生の不思議さを実感していた。樋口や坂下に限らず、誰しも自分の運命を変えた分かれ道は存在するだろう。だからこそ人生は面白い。

モデルが“若い時しかできない職業”だと思われていることに疑問を持っているという樋口。そのイメージを払拭するために「50歳を超えても評価されるモデルになりたい」と今後の目標を語っていた。コンプレックスだった外見を武器にして、世界的モデルとしての第一歩をスタートさせた樋口可弥子。その生き方と美しさに今、世界中の人たちが魅了されている。

画像は『kayako 樋口可弥子 2020年11月11日付Instagram「for @hm」、2020年9月18日付Instagram「@burberry SS21」』『坂下千里子 2020年12月6日付Instagram「ニューヘアー。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)