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ポルシェ初の電動スポーツカー「タイカン」のポップアップストアが原宿に登場、ダニエル・アーシャムとのコラボ作品も

2020年12月08日 19:02  Fashionsnap.com

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「ポルシェ(Porsche)」が12月8日の今日、初のフル電動スポーツカー「タイカン(Taycan)」のポップアップストアを原宿にオープンした。期間は12月19日まで。

 昨年9月のワールドプレミアで発表されたタイカンは、ポルシェのクラシックモデルを想起させるデザインと最新テクノロジーを融合した新型モデルとして開発された。前後に搭載した2基の電気モーターにより時速100kmまでの加速を2.8秒で実現したほか、軽量でリサイクルが容易なアルミニウムボディを採用し、インテリアにも有機素材であるオリーブの葉を用いたクラブレザーやリサイクル繊維を用いて環境への負荷を軽減した。「ポルシェタイカン ポップアップ原宿(Porsche Taycan Popup Harajuku)」は、タイカンの日本でのデリバリー開始にあわせて開催。会場ではタイカンの展示車両に触れられるだけでなく、事前に申し込みすると抽選で試乗もできる。
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 13日までは、ポルシェのファンであるダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)からのオファーで実現したというコラボレーション作品「Crystal Eroded Porsche 911」に加え、12日に渋谷PARCOの「ツージー(2G)」で発売されるアーシャムとのコラボアイテムを会場に展示。14日から17日は1955年に製造されたポルシェ「356A」が、18日と19日は通常はサーキットでしか見ることができないレーシングカー「911 GT3 Cup」が公開される。
 2030年代半ばには国内の全ての新車からガソリン車をなくし、ハイブリッド車や電気自動車などにする目標を掲げる方向で経済産業省が調整していると先日各社メディアが報じた。日本国内の電気自動車市場は注目を集めているが普及への課題も多く、そんな中ポルシェは東京、大阪、名古屋に独自の充電ステーション設置するなど、独自のインフラネットワークの構築を目指している。ポルシェ ジャパンのミヒャエル・キルシュ代表取締役社長は、「日本は他国と比べると充電スポットが少ないなど普及への課題は多いが、今後間違いなく電動車の流れは加速していくと考えている。ポップアップストアで実際に触れてもらうことで、日本のカスタマーにタイカンの魅力を感じてもらえると思う」と話した。国内では来年1月からタイカンのデリバリーを開始する予定だ。

■Porsche Taycan Popup Harajuku期間:2020年12月8日(火)~19日(土)時間:11:00~20:00場所:東京都渋谷区神宮前6-35-6 jingスペシャルサイト試乗応募フォーム