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角田裕毅、アルファタウリ・ホンダF1からアブダビで行われる若手ドライバーテストに参加決定

2020年12月08日 17:31  AUTOSPORT web

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イモラで行われたテスト中に角田裕毅と話すフランツ・トスト代表(アルファタウリ・ホンダ)
12月8日(火)、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、12月15日(火)にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われる若手ドライバーテストにおいて、角田裕毅を起用することを発表した。

 角田は今年、F1直下のカテゴリーであるFIA-F2にカーリンから参戦し、3勝を上げてドライバーズランキングで3位に入る活躍を見せた。F1第13戦エミリア・ロマーニャGP後には、2018年仕様のトロロッソのマシンで300kmのテスト走行もクリアしており、これでスーパーライセンスの発給に必要な条件を満たしたことになる。

 また今年は、F2を戦うベストルーキーに授与される『アントワーヌ・ユベール・アワード』を受賞した。

 テスト参加が決まった角田は、アルファタウリ・ホンダのプレスリリースに以下のようにコメントを寄せた。

「スクーデリア・アルファタウリとのテストを本当に楽しみにしています。数週間前にイモラで2018年型のマシンをドライブしたのは楽しかったですし、ほかのクルマとともに公式テストセッションに参加し、現行のクルマをドライブすることを楽しみにしています」

「このテストに向けて準備をするために、僕をサポートしてくれたしてくれたスクーデリア・アルファタウリの全員に感謝しています。そして、この機会を与えてくれたレッドブルとヘルムート・マルコ博士にも感謝したいです」

「このセッションでは、チームの指示に従ってエンジニアにフィードバックをすることに重点的に取り組むことになります。僕にとっては、できるだけ多くのことを学び、僕自身の個人の成長を助けるためのチャンスになります」