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香川・南野を指揮したユルゲン・クロップの戦術を探る『組織的カオスフットボール教典』

2020年12月08日 12:31  リアルサウンド

リアルサウンド

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 昨季圧倒的な強さで優勝を飾ったリヴァプールの戦術に迫る『組織的カオスフットボール教典 ユルゲン・クロップが企てる攪乱と破壊』が、12月14日にカンゼンより発売される。


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 本書は、スカウトおよび対戦相手の分析担当者として豊富な経験を有し、スコットランドのプロクラブでスタッフを歴任したリー・スコットが、リヴァプール監督のユルゲン・クロップの戦術に注目し分析した1冊。


 クロップは、ドイツ・ドルトムント監督時代に香川真司選手を獲得しスターダムに押し上げ、リヴァプールでも南野拓実選手を獲得するなど、日本での注目度も高い監督だ。


 本書ではそんなクロップがリヴァプールに落とし込んだ、意図的にカオスを作り上げる組織的な戦略を「組織的カオス」と呼び分析。また、クロップの代名詞だったプレッシングにも変化が生じ、より効率的な形で試合のリズムをコントロールしようとしているという。そのほか、最新のクロップ戦術が本書で徹底的に解読されている。


 なお本書には、サッカーアナリストである庄司悟による「ユルゲン・クロップ戦術進化論」も特別収録されている。


■著者:リー・スコット(Lee Scott)プロフィール
スカウトおよび対戦相手の分析担当者として豊富な経験を有し、スコットランドのプロクラブでスタッフを歴任。戦術分析ウェブサイト『Total Football Analysis』のリードアナリストでもあり、戦術コンセプトを分析して平易に説明することを得意としている。著書に『ポジショナルフットボール教典 ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル』(カンゼン)がある。