同社はシンガポールやベトナムなどでもグローバルに事業展開中。そしてこのたび、シンガポール国立庭園「Jurong Lake Gardens」にて自動運転の実証実験を開始した。
未完成の庭園での実証実験同実験は、エンジニアリングサービスを提供するST Engineering Ltdと、National Parks Board(シンガポールの国立公園局)の協力のもと、今月から2年間にわたって実施される。
実証の舞台となる「Jurong Lake Gardens」は、National Parks Boardが管理する「シンガポール植物園」「Gardens by the Bay」に次ぐ3つ目の国立庭園。湖を中心に広がる約90haの敷地には「レイクサイドガーデン」「日本庭園」「中国庭園」「ガーデンプロムナード」というエリアがあり、2019年4月から「レイクサイドガーデン」が開放されている。
「Jurong Lake Gardens」の完成は2022年の予定。今回の実験ではアクセシビリティ向上の検証を行うほか、同庭園の完成に向けて、自動運転による旅客輸送システムの安全性・有効性・持続可能性を検証する。