2020年F1第16戦サクヒールGPの決勝レースが行われ、メルセデスで代役を務めたジョージ・ラッセルの後任としてウイリアムズからF1デビューを果たしたジャック・エイトケンは16位、ニコラス・ラティフィはリタイアでレースを終えた。
■ウイリアムズ・レーシング
ジャック・エイトケン 決勝=16位
複雑な気分だ。あのミスで少し落ち込んでいるからね。それまでは、自分でもかなりいい仕事をしていると思っていたんだけど。僕は少しペースを上げて、前方のドライバーたちについて行こうと試みていた。履いていたオプションタイヤもよく機能していた。
この週末は多くのことを学んだし、ポジティブな収穫がたくさんあった。1周のペースは、ごく短時間で大幅に短縮することができたし、レースペースも良かった。もし来週末も代役として乗れるなら、今回よりずっといい仕事ができると思う。
ニコラス・ラティフィ 決勝=リタイア
オイル漏れの疑いがあったようで、すぐにクルマを止めろと指示された。いいレースをして、その時点で13位まで浮上していただけに、残念だったことは言うまでもない。僕としては、かなり楽観的に構えていた。まだレースは先が長かったし、何が起きるか分からなかったからだ。
悔しい結果になったが、クルマの信頼性は全般的には高く、今季を通じてトラブルは滅多になかった。誰かを責めることはできない。残念ではあるけれども、時にはこういうこともあるのがモータースポーツだ。