2020年F1サクヒールGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは1周目のアクシデントでリタイアした。4番グリッドからスタートしたルクレールは、ターン4でマックス・フェルスタッペンのインに入ろうとして、セルジオ・ペレスと接触。ペレスは最後尾までポジションを落とし、接触を避けようとしたフェルスタッペンはコースオフし、ルクレールとともにリタイアした。
スチュワードはこの件を審議した結果、ルクレールが衝突の原因を作ったと判断、次戦3グリッド降格およびペナルティポイント2を彼に科すことを決定した。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=リタイア
1周目にレースを終えることになって残念だ。僕はマックス(・フェルスタッペン)のイン側にいて、ほんの少し遅れていたので、彼と並んでコーナーに入ろうと考えて、わずかにブレーキを遅らせた。前にはチェコ(セルジオ・ペレス)がいるのが見えたが、彼はバルテリ(・ボッタス)のアウト側をキープすると思っていた。ところが、その予想は外れた。彼はバルテリより少し早くブレーキを踏んで、あのコーナーのインサイドに寄せてきたんだ。
チェコが来るのを見て、すぐに僕もブレーキを踏んだけどもう遅すぎて、前輪がロックして彼とぶつかってしまった。誰も責めるつもりはないし、誰かが責められるべきだとすれば、それは僕だ。もちろん落胆しているよ。ただ、数日後にはまたクルマに乗れて、このレースのことを忘れられるのはありがたい。