病気を改善するための薬が新たに別の病気を発症させるという事態が昨年、スペインで発生した。医薬品製造会社が胃酸を抑える薬のケースに脱毛治療薬を入れて市場に流通させてしまったのだ。これにより20人ほどの子供たちが「狼男症候群(多毛症)」を発症したが、1年以上経った今も症状に改善が見られない子もいるという。『New York Post』などが伝えている。
ちなみに米医学誌『American Journal of Clinical Dermatology』によると、多毛症の治療には結局のところ剃毛、ワックス脱毛、レーザー脱毛といった方法があるが、それが必ずしも満足のいく結果に結びつくとは限らないという。
画像は『The Amed Post 2020年12月2日付「Children sprout hair over their bodies after being mistakenly given hair restorer for stomach upset」((C)NEWSFLASH)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)