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飼い主が見ていない隙に、ピアノを弾いて歌うダルメシアン(英)<動画あり>

2020年12月06日 18:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ピアノを弾きながら歌うダルメシアン(画像は『Metro 2020年12月3日付「Dalmatian caught by owners playing piano and singing along」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)
これまでにもピアノを弾いて歌う犬が話題になったことがあるが、イギリス最南端の島ジャージー島の飼い犬が注目を集めている。誰が教えたわけでもないのにピアノの前に後ろ足で立ち、前足でピアノを弾いて歌い始めるのだ。『Metro』『People.com』などが伝えている。

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イギリス海峡のチャンネル諸島に浮かぶ島のひとつジャージー島在住のエスター・メイソンさん(Esther Mason、43)と夫のロブさん(Rob、45)は、2歳になる雄のダルメシアン“デクスター(Dexter)”を飼っている。

昨年のある晩のこと、真夜中に突然ピアノの音が聞こえてきたが、夫妻は娘がピアノの練習をしていると思ったそうだ。しかしピアノを弾いていたのは娘ではなく、なんとデクスターだったのである。エスターさんは当時のことをこのように振り返っている。

「真夜中にピアノを演奏している音が聞こえてきて、何事かと思ったんです。それで起きて確認してみるとデクスターがピアノを弾いていて驚きました。そう、デクスターはピアノが弾けるお茶目な犬なんです。」

それからというものデクスターは時々ピアノを弾くようになったが、それだけに留まらず自分が弾くピアノの音に合わせて歌うようにまでなった。エスターさんとロブさんはそんなデクスターの姿を動画に収めようと何度も撮影に挑戦したが、なぜかデクスターはピアノを弾いている最中に誰かが部屋にやってくると弾くのを止めてしまうという。


エスターさんによると「部屋に誰かがやってくるとデクスターは一緒に遊んでくれるものと思い、ピアノを弾くのを止めてしまう」とのことだ。だが今年の11月下旬頃、ついにピアノを弾き語りするデクスターの姿を動画撮影することに成功した。

動画にはピアノの前に後ろ足で立ち、前足で鍵盤を叩いてピアノを弾くデクスターの姿が捉えられている。鍵盤を叩くとその音に共鳴するように遠吠えしているが、まるでピアノの弾き語りをしているように見えるのだ。


デクスターの見事な弾き語りには、近所から何度か「娘さんがピアノの練習でもしてるの?」と聞かれたこともあったそうだ。そんなデクスターについて、エスターさんは「ピアノの上にミュージカル『キャッツ』のサウンドトラックの楽譜があるのですが、怒鳴るように歌っていたのはそれに対抗したためだと思います」と冗談交じりに語った。

そして最後にエスターさんは「デクスターは本当に魂のシンガーなんですよ」と称賛している。



画像は『Metro 2020年12月3日付「Dalmatian caught by owners playing piano and singing along」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)