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シエナ・ミラー、元婚約者ジュード・ロウの浮気騒動は「人生で一番辛い時期だった」

2020年12月06日 16:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

幸せの絶頂だった頃のジュード・ロウ&シエナ・ミラー(2010年撮影)
ニューヨーク生まれでロンドン育ちの美人女優シエナ・ミラーが、このほど『Daily Beast』のインタビューにて当時の恋人で俳優のジュード・ロウによる2005年の浮気報道について語った。「婚約者に浮気をされてしまった女優」として連日メディアに追い回されていたシエナは、「人生で一番辛い時期だった」と当時を振り返っている。

20代前半で『アルフィー』(2004年)や『ファクトリー・ガール』(2006年)に出演し、若く美しい魅力を炸裂させていた女優シエナ・ミラー。38歳の現在は、俳優トム・スターリッジとの間にもうけた一人娘マーロウちゃん(8)をシングルマザーとして育てている。

そんなシエナがこのほど『Daily Beast』のインタビューの中で、『アルフィー』で共演し、婚約まで至ったジュード・ロウによる2005年の浮気報道について語った。ジュードには当時元妻との間にすでに子供がいたのだが、あろうことかジュードはシエナとの婚約中に子供達のナニーと浮気に走ってしまった。その頃ロンドンで連日『As You Like It』の舞台に立っていたシエナは、「婚約者に浮気された女優」としてあらぬ注目を集めてしまったのだ。

「あれは私の人生で一番辛い時期の1つだったわ。あんな経験はもう二度とないことを願うばかり。」
「あんな形で公に失意のどん底に陥って、それでも毎日ベッドから起き上がって、毎晩800人の観客の前に立たなければならなかったから。」

婚約者の浮気発覚だけでもショックなはずだが、それが瞬く間に世間の知るところとなり、シエナ自身も“渦中の人”に。平常心を保つことさえ難しい精神状態の中、連日大勢の前で舞台に立たなければならなかった気苦労は計り知れない。しかもシエナを苦しめたのはそれだけではなかった。スクープ狙いのパパラッチが、連日シエナ目当てでシアターに押し寄せていたのだった。シエナは、

「あの頃はパパラッチの報道がものすごくてね、ロンドンではタチの悪い振舞いが横行してたの。」

と当時の過熱報道ぶりを振り返っている。

そんな悪夢のような日々は6週間ほど続いたというが、気持ちが張り詰めていたのか、当時の記憶は完全に抜け落ちてしまっているそうで、

「舞台を観に来てくれた人達は私とディナーをしたって言うんだけど、覚えてないの。一連のことで私もよほどショックだったのでしょうね。」

とその頃の精神状態を明かしている。

婚約者の浮気、その最中での舞台、マスコミによる過熱報道…そんな修羅場を経験したシエナだったが、それでも決して泣き寝入りすることはなかった。過熱報道を続けるパパラッチを相手取り、訴訟を起こしたのである。カメラ内蔵のライターを使ってパパラッチの行動を記録するなど、自身のプライバシーを巡り訴訟を起こしたシエナ。自身の会話が盗聴されていたことが後に明らかになり、シエナにはタブロイド『News of the World』から10万ポンド(約1400万円)の賠償金が支払われた。

ジュードと破局・復縁を繰り返したり、自身も不倫報道で世間を騒がせたりと、ドラマ以上に波瀾万丈な人生を歩んでいるシエナだが、俳優トム・スターリッジとの子、マーロウちゃん(8)をシングルマザーとして育てる現在は、

「当時の私はまだ駆け出しの23歳だった。あれを乗り越えられたら、もう乗り越えられないものは何もないって気がするわ。」

と力強く語っている。

ちなみにジュードには今秋、昨年再婚した15歳年下の才女フィリッパ・コーンさんとの間に赤ちゃんが誕生したばかり。4人の女性との間に6人の子を持つ子沢山パパとなっている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)