2020年F1サクヒールGPの土曜予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは2番手だった。
ラッセルはQ1では54秒160(3番手)、Q2では53秒819(5番手)を記録し、F1キャリアで初めてQ3に進出、53秒403で予選2番手となった。チームメイトのバルテリ・ボッタスのポールポジションタイムとの差は0.026秒。ラッセルがF1の予選でチームメイトに敗れたのはこれが初めてだった。決勝はミディアムタイヤでスタートする。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ジョージ・ラッセル 予選=2番手
バルテリ(・ボッタス)は長年予選でルイス(・ハミルトン)をプッシュしてきた。その彼のすぐ後ろの位置でQ3を終え、フロントロウを確保できたことをとてもうれしく思っている。
学ぶことがたくさんあるし、マシンが変わってドライビングの仕方が大きく違っているから、とてつもないハードワークが必要とされている。FP3では多くのことを試したけれど、全くうまくいかなかった。最後のプラクティスを終えた時点では、Q3に進出できるだけで喜べるような状態だった。それで予選前には少し緊張していた。でもなんとか力を発揮できて、1周ごとによくなっていった。
0.02秒差でポールポジションを逃したことに少しがっかりしている。でも先週の時点で「予選で2番手を獲得するよ」と言われたとしたら、とても信じられなかっただろうね。
明日、グリッド上で僕の前には誰もいない。ずいぶんと久しぶりの経験だ。すごく短いコースレイアウトだから、難しいレースになるだろう。でもミディアムタイヤでいい位置からスタートできる。全力を尽くして、自分に何ができるのか見てみるよ。