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スーパーフォーミュラ・ライツ第13戦鈴鹿:阪口晴南が今季4勝目。宮田はコースオフを喫する

2020年12月06日 11:11  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦を制した阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦は12月6日、三重県の鈴鹿サーキットで12周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が今季4勝目を飾った。ランキング首位の宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S 320)はまさかのコースオフを喫した。

 朝日が注ぐなか、8時25分にフォーメーションラップのスタートが切られたスーパーフォーミュラ・ライツ第13戦の決勝レース。前日の予選ではベストタイムとともにセカンドベストをマークした阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がポールポジション、2番手には宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S 320)がつけていた。

 スタートでは、ポールポジションの阪口がトップで1コーナーへ。一方、3番手から好スタートを決めた小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S 320)がアウトから宮田をオーバーテイク。1周目は阪口、小高、宮田、そして名取鉄平(TODA FIGHTEX)、河野駿佑(RS FINE K&N 320)と続くオーダーとなった。

 ただ、上位陣の差は序盤大きく広がってはいかない。5周目、一度小高とのギャップを広げた宮田は、1分50秒771というファステストラップをマークすると、一気に小高との差を縮めていく。これで2番手争いが激化するかと思われたが、その直後まさかの光景が。デグナーひとつめで姿勢を乱した宮田がまさかのスピン、コースオフ。マシンを止めてしまった。

 これで首位に阪口、2番手に小高、そして3番手には名取が浮上することになるが、名取の背後からは河野、片山義章(B-MAX RACING with OIRC)、そして入山翔(Albirex-RT)がピタリとつける4台の表彰台争いとなっていった。

 トップの阪口は首位を譲ることなく、小高に1.157秒の差をつけ今季4勝目を飾った。2位は小高、3位は最後までポジションを守った名取がチェッカーを受けた。河野は4位、片山が5位、入山が6位という結果となった。

 マスタークラスは、DRAGON(TEAM DRAGON SFL)と今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がバトル、畑享志(A-NeKT with B-MAX)と植田正幸(Rnsports320)が争う展開となっていたが、今田、畑はストップを喫し、DRAGONが逃げ切り優勝。今季11勝目を飾り、マスタークラスのチャンピオンを決めた。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦鈴鹿
決勝結果
PosNoClsDriverCarEngineLapsGridTime150阪口晴南Buzz Racing with B-MAXスピースA411211’49.337237小高一斗カローラ中京 Kuo TOM’S 320トヨタ-トムスTAZ311231’49.80132名取鉄平TODA FIGHTEX戸田TR-F3011251’51.048435河野駿佑RSFINE K&N 320トヨタ-トムスTAZ311241’50.317513片山義章B-MAX RACING with OIRCスピースA411261’51.15665入山翔Albirex-RT東名TB14F3 20201281’51.692730MDRAGONTEAM DRAGON SFLスピースA4112101’53.163810M植田正幸Rnsports320スピースA411291’53.061R52M畑享志A-NeKT with B-MAXスピースA417121’53.470R36宮田莉朋カローラ中京 Kuo TOM’S 320トヨタ-トムスTAZ31621’49.428R51M今田信宏JMS RACING with B-MAXスピースA414111’53.361R3L.アレンAlbirex-RT東名TB14F3 2020171’51.552
ファステストラップ:宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S 320) 1'50.771 5/6