2020年F1サクヒールGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1=4番手/2=11番手だった。
FP1では44周を走りソフトタイヤで54秒868、FP2では52周のなかで55秒321をハードタイヤでマークした。FP2ではこのセッション最速にあたる54秒506を記録したものの、トラックリミット違反により取り消された。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス フリー走行1=4番手/2=11番手
僕にとってはトリッキーな一日だった。FP1の最初のランでターン8の縁石に乗り上げ、フロアの大部分が壊れてしまい、走行時間を失うことになった。
FP2は悪くはなかったが、ソフトタイヤでまともなラップを走れず、唯一まあまあだったラップは、トラックリミット違反で取り消された。つまりベストな一日ではなかったけれど、ロングランはかなり安定していた。レッドブルはロングランの、特にミディアムタイヤでの走行がかなり良さそうだったね。ジョージ(・ラッセル)も速いラップタイムを刻んでいた。僕としては、予選ですべてをうまくまとめ上げるため、やるべき作業が大量に残っている。
トラックの新しいセクションはとてもテクニカルでバンピーだ。チャレンジングで簡単にコンマ1秒を失ってしまう。全長が短いトラックのため、予選でコンマ1秒違うと順位が大きく変わってくる。一度にたくさんのマシンが走行し、激しい戦いになるだろうから、クリーンラップを得て、他のマシンとのギャップをうまく確保することがとても重要だ。