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ブルックス ブラザーズ、新クリエイティブディレクターにマイケル・バスティアンが就任 バーグドルフ・グッドマン出身

2020年12月02日 18:32  Fashionsnap.com

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8月30日に閉店したブルックス ブラザーズ青山店 Image by: FASHIONSNAP.COM
「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」が、新クリエイティブディレクターにマイケル・バスティアン(Michael Bastian)氏を起用した。

 バスティアン氏のクリエイティブディレクター就任に際し、前任のザック・ポーゼン(Zac Posen)氏は同社を退社。バスティアン氏は「バーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)」でメンズファッションディレクターを5年間経験し、現在は2006年に立ち上げた自身のブランド「マイケル バスティアン(Michael Bastian)」でデザイナーを務めている。
 米ブルックス ブラザーズは、近年のオフィスファッションのカジュアル化などを背景に業績が低迷し、新型コロナウイルスの流行が追い打ちを掛ける形で、今年7月に経営破綻。連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、今年8月に「バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)」を買収したオーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group)とショッピングモールを所有するサイモン・プロパティ・グループ(Simon Property Group)が出資しているスパークグループ(SPARC Group)が3億2500万ドル(当時のレートで約344億円)で買収した。
 なお、日本でブランドを運営しているダイドーリミテッドは、今年11月にアメリカのブルックス ブラザーズが保有する株式の40.5%分を追加取得を決議し、ブルックス ブラザーズ ジャパンを連結子会社化を発表した。
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