かつて『タモリのボキャブラ天国』などに出演し、人気を博していたタレントのおさる。タレント・山川恵里佳の夫としても有名なおさるだが、最近はすっかりテレビで見かけなくなってしまった。そんなおさるは現在、書家として大活躍していた。ピーク時は月に平均500万円ほどを稼いでいたおさるが、書家として新しい人生を歩み出した経緯とは? また書家としての活躍ぶりを追った。
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タレントの山川恵里佳(38)が11月30日、夫でタレントのおさる(52)が1週間ぶりに帰宅したことをブログで報告した。11月下旬にもかかわらず半袖Tシャツ1枚のおさる。Tシャツからのぞく鍛え上げられた二の腕が印象的だ。
一方の山川はダウンジャケットを着て、マフラーをした完全防寒モード。「おさるさんとの温度差半端ない」「相変わらずの無敵っぷり」とおさるの丈夫さに改めて驚いていた。
おさるといえば、昔から鍛え上げられた身体がトレードマークだ。TBS系『筋肉番付』への出演をきっかけにスポーツ番組へのオファーが殺到し、ピークの4年間ほどは平均で月収500万円をキープ。当時は1,000万円近くする高級車を2台も衝動買いするなど、金遣いが荒かったという。しかしそんな日々は長くは続かず、徐々にレギュラー番組が減っていってしまう。
その頃に出演したテレビ番組で、占い師の細木数子氏から芸名を “モンキッキー”へと改名することを提案される。2004年8月に記者会見を開き、正式におさるからモンキッキーへと改名を発表し大きな話題となった。
その後、改名を繰り返し2020年10月13日に“おさる”へと再改名した。交互に改名を繰り返すおさるに、ネット上では「どうでもいい」「神の御告げなのか」というツッコミの声があがっていた。
そんなおさるだが、現在はタレント業だけでなく書家としても活動している。おさるの母親は書道の先生をしており、自身も4歳から書道を始めたという。2008年からは書家の松川昌弘氏に師事し、書家・宇都鬼(うっきー)として活動をスタートさせた。
「第33回 東京書作展 優秀賞」「第24回 永和全国書展 大賞」など多くの受賞歴を持ち、現在は全国で書道パフォーマンスやペン字レッスンを開催している。2014年にはお笑いコンビ・流れ星の単独ライブツアーの題字も担当した。
おさるは11月27日のブログで、企業から依頼された大きな作品を公開している。作品は会社に飾られるといい、おさるは「素晴らしい会社の最高のエントランスに飾っていただける喜び!」と書家としての喜びを爆発させていた。
タレントから書家として華麗な転身を遂げたおさる。おさるの書家としての活躍が取り上げられるたびに、「書家の才能もあったんですか!」「作品見たけど迫力がすげぇ」と驚きの声があがる。おさるの書家としてのより一層の活躍を願うとともに、タレントとしての再ブレイクも期待したい。
画像は『山川恵里佳 2020年11月30日付オフィシャルブログ「月曜日」、2020年9月20日付オフィシャルブログ「誕生日」』『おさる×宇都鬼 2020年11月27日付オフィシャルブログ「作品の前でパシャリ!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)