米テレビの学園ドラマ『Saved By The Bell』の新エピソードで、歌手セレーナ・ゴメス(28)の腎臓移植をジョークにしたシーンが配信され、激しい非難が相次いだ。後日同番組は声明を発表して謝罪し、セレーナのチャリティ団体に寄付する旨を伝えた。セレーナへ腎臓提供した女優フランシア・ライサ(32)は「気分を害する可能性があるドナー達のことを忘れないで」と反応し、ドナー達に感謝の気持ちを表している。
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1990年代に米NBCで放送された学園コメディドラマ『Saved By The Bell』のリブート版が、ストリーミングサービスのPeacockで配信されている。現地時間11月25日に配信した第6話では、腎臓移植をしたセレーナ・ゴメスをジョークにしたシーンがあり、「闘病する人を馬鹿にしている」とファンが激怒した。
多くの批判を受け、PeacockとNBCUniversal、番組のエグゼクティブプロデューサーが米時間11月28日、『US Weekly』に声明文を送り「今回の件について謝罪します。セレーナの健康問題を軽視するつもりは、全くありませんでした。我々は彼女のチームと連絡を取り合いました。今後、彼女のチャリティ団体『The Selena Gomez Fund for Lupus Research』に寄付するつもりです」と謝罪した。
画像は『Selena Gomez 2020年10月22日付Instagram「Just finished filling out my ballot!」、2017年9月14日付Instagram「I’m very aware some of my fans had noticed I was laying low for part of the summer and questioning why I wasn’t promoting my new music, which I was extremely proud of.」』『Peacock 2020年11月12日付Instagram「Saved by the Bell premieres in just 13 days!」』『Francia Raísa 2020年11月13日付Instagram「Disconnect to reconnect #soundbath #malibu」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 寺前郁美)