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宮崎謙介氏の「行き過ぎたコミュニケーション」は不倫じゃないの? 「ホテルでマッサージ」は認める

2020年11月30日 17:11  弁護士ドットコム

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4年ぶり2度目の不倫が報じられた元衆院議員の宮崎謙介氏は、11月29日に出演したTBS系「サンデー・ジャポン」で、女性と「行き過ぎたコミュニケーション」があったことを認めた。ただし、ホテルの部屋で「マッサージを受けた」と話すにとどまり、肉体関係への言及は避けた。


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スクープした文春オンラインによると、宮崎氏は相手女性と今年6月にSNSで知り合い、10月21日に都内の高級ホテルで密会したという。



記事では、マッサージのあと、宮崎氏が「自分からズボンを脱ぎだした」として、性的な行為があったことを女性が証言している。



記事中には、女性が撮ったという脱がれたズボンの写真が掲載されており、「同じズボンを宮崎氏が履いた姿は9月22日のブログなどでも確認できる」との説明も付されている。



両者の主張は「ホテルでマッサージ」までは一致している。ホテル密会で「肉体関係はなかった」という言い分は通るのだろうか。



●「ホテルで二人きり」ならそりゃあ…

「滞在時間にもよるでしょうが、仮に裁判になったとして、成人した男女がホテルで二人きりになっているのですから、経験則や社会通念上、不貞行為がなかったと判断されることはまずないでしょう」と藤吉修崇弁護士は語る。



この考え方はラブホテルほどではないにしても、一般のホテルにも当てはまるという。しかも、今回は宮崎氏が既婚。さらに女性側の証言や脱いだズボンの写真があるため、肉体関係があったという推認はより強く働く。



ただし、理屈のうえでは、本当に何もなかったという可能性がゼロとは言い難い。



「本当にマッサージだけで、性的な関係がないのであれば、法律上の不貞行為(不倫)にはなりません。ただし、証拠を出して、肉体関係があったという推認を覆さなくてはなりません。



たとえば、二人の関係が発覚する前に『マッサージをまたよろしく』など、性的関係になかったことをうかがわせるようなLINE等のやり取りがあれば、証拠になりえるでしょう」



なお、同日の「サンジャポ」には宮崎氏の妻・金子恵美氏も出演。宮崎氏に苦言を呈しつつも、出版されたばかりの著書『許すチカラ』に絡めて、「今回は許せる」と離婚は否定した。




【取材協力弁護士】
藤吉 修崇(ふじよし・のぶたか)弁護士
インターネット上の誹謗中傷問題を多く扱う弁護士。弁護士になる前に、芸能関係の仕事に携わっていたことや自身も誹謗中傷を受けたことがあることから、この問題に取り組むようになった。ユーチューブちゃんねるは登録者2万人を超えている。YouTubeちゃんねる「二番煎じと言われても」
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事務所名:弁護士法人ATB
事務所URL:https://hibouchushou.net/