始めに1分40秒台を切ってきたのはGAINER TANAX GT-R(平中克幸)。その他のマシンも続々とタイムを更新していくなか、1分36秒156でトップにたったのは埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹)だ。そのタイムをさらに上回ったのがGAINER TANAX GT-Rで1分36秒131をマークして見せた。
GAINER TANAX GT-R、埼玉トヨペットGB GR Supra GT、K-tunes RC F GT3、リアライズ 日産自動車大学校 GT-R、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT (30号車)、TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R、RUNUP RIVAUX GT-R 、Modulo KENWOOD NSX GT3の8台がQ2進出を決めている。
最終的にQ2進出を決めたのはADVICS muta MC86、LEON PYRAMID AMG、SUBARU BRZ R&D SPORT、シンティアム・アップル・ロータス、マッハ5G GTNET MC86 マッハ車検、たかのこの湯 RC F GT3、HOPPY Porsche、Studie BMW M6、の8台となっている。
■Q2 トップ6台がコースレコードを更新 チャンピオンの可能性を残していた7台のマシンのなかでARTA NSX GT3とグッドスマイル 初音ミク AMGを除いた5台、リアライズ 日産自動車大学校 GT-R、LEON PYRAMID AMG、GAINER TANAX GT-R、埼玉トヨペットGB GR Supra GT、SUBARU BRZ R&D SPORTがQ2進出を果たしたGT300クラス。果たしてポールポジションは誰の手に渡るのか。セッションは定刻通りにスタートした。
各車が徐々にタイムを伸ばしてくるなか、1分35秒068とコースレコードを更新するタイムをマークしてトップに立ったのは埼玉トヨペットGB GR Supra GT(川合孝汰)。そのタイムをSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝が上回って1分35秒009を叩き出すが、その後方、川合は自らの出したベストタイムをさらに更新して1分34秒665でトップを奪い返した。
埼玉トヨペットGB GR Supra GTはなんとこれまでのコースレコードを1秒以上、上回る圧巻の走りで2020年シーズン最終戦のポールポジションを獲得。なお、ステアリングを握っていた川合は自身初ポールとなっている。