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神戸市が電通とタッグ!ファン創出に向けた共同研究の内容とは?

2020年11月27日 11:01  Techable

Techable

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神戸市は、株式会社電通(以下、電通)と協力し、神戸市のファン創出に向けた共同研究を行うことを明らかにした。なお、この研究では対話型コミュニケーションマーケティングサービス「DOMINO TALK」を用いて、各種SNSによるコミュニケーションを展開する。
「神戸市ファン」の創出・増加を図る今回の共同研究の期間は、来年4月末までとなっている。不特定多数に向けた一方的な広報ではなく、神戸市公式アカウントによる会話型コミュニケーションを展開。これにより、同市に対する親近感の醸成を目指すという。その上で、市への観光・移住を考える人やファンの増加、コミュニティの創出などを図っていく。

電通は「DOMINO TALK」を利用し、神戸市公式Twitter・Instagramアカウントの運用を担当。「DOMINO TALK」は株式会社ドミノトークのソリューションで、AIによって適切なターゲットコミュニティを発見し、良質なコミュニティの創出・形成に寄与するものとなっている。

ちなみに、公式Twitterアカウント(@tsubuya_kobe)の運用はすでにスタートしている。アカウント名は「つぶやこうべ」で、架空の喫茶店という設定がユニークだ。観光スポットやグルメなどの情報がツイートされているため、興味を持った方はぜひチェックしていただきたい。

喫茶「つぶやこうべ」へようこそ☕
私はここの店長で、皆からは「マスター」って呼ばれています😊
お客さんは来るかって?時々人間以外の方もいらっしゃいますよ… 🤫#神戸ポートタワー のポットで入れる自慢のコーヒーを飲みながら、#神戸 について語りませんか?#兵庫 #グルメ #観光 #移住 #子育て


— つぶやこうべ (@tsubuya_kobe) November 24, 2020時代の変化もふまえた共同研究新型コロナウイルスの影響などにより、最近ではSNSを通じたコミュニケーションが活発化している。Techableでは先日、アップアニー社による「Z世代のモバイル利用動向レポート」を紹介した。同レポートによれば、新型コロナウイルスの影響が特に大きかった今春は、Z世代に限らず他の世代でもSNSの利用時間が増加していたようだ。

今回の共同研究は、そのような時代の変化もふまえて実施。ユニークな取り組みの今後に注目したい。

PR TIMES

(文・早川あさひ)