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ジョン・レジェンド&クリッシー・テイゲン夫妻、息子の死産は「夫婦の絆を強めてくれた」

2020年11月26日 15:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

クリッシー・テイゲンとジョン・レジェンド、夫妻は悲しみを乗り越えて(画像は『chrissy teigen 2020年11月24日付Instagram「John and I fought twice on how to do the #RMHC heart house and take a WILD guess who was right in the end!?!?!!」』のスクリーンショット)
今年8月に第3子の妊娠を公表するも、常位胎盤早期剥離により死産という悲しい結末を迎えてしまったジョン・レジェンドとクリッシー・テイゲン夫妻。そんな夫妻がこのほどそろってテレビ番組に出演し、現在の心境や夫婦の絆などについて語った。

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今年8月に楽曲『Wild』のMVを通して、第3子の妊娠を公表したジョン・レジェンドとクリッシー・テイゲン夫妻。MVには4歳の長女ルナちゃん、2歳の長男マイルズくんも登場し、新たな家族の誕生に胸を躍らせる4人の姿が印象的であった。しかしクリッシーは妊娠16週頃から出血が止まらなくなり、後に常位胎盤早期剥離と診断されてしまった。大量の輸血を試みるなどあらゆる手を尽くすも胎児は助からず、“ジャック”と名付けられるはずだった次男は天国へと旅立った。

愛しい我が子に死産という形で対面しなければならなかったクリッシーとジョンだが、想像を絶する辛い経験を共有した夫妻が米時間24日に『Good Morning America』に出演し、現在の心境などを赤裸々に告白した。

「私は自分が思い切り悲しみに浸る日があってもいいと思っています。気持ちの持ちようは日によってかなり違うので『調子はどう?』って聞かれた時は『大丈夫よ、今日はね』って答えるようにしています。」

そう明かしたクリッシーは9月、ジャックくんが確かに存在していた証を残すため、タオルに包まれた小さな息子を抱く様子や病室で悲しみにくれる自身の姿などをInstagramで公開した。死産という極めてパーソナルな経験をSNSを通して写真付きで公表することに、当初はかなり抵抗を感じていたジョン。しかし自身の胸のうちを吐露したクリッシーに励ましや共感の手紙が数千通も寄せられたことで、妻の行動が多くの人々の心を動かしたことをジョンは後に知ることとなるのだった。

「妻と経験したこの悲しみを、他の誰かと共有できるなんて思いもよりませんでした。」
「(写真を公開したことが)多くの人達の心に響いたのです。それに気付けたことは僕にとってかなり大きな経験でしたね。妻の勇気ある行動には感謝しかありません。」

辛さや悲しみをわざわざ写真に残して公開するなんて―そう感じていたジョンも、多くの人達と気持ちを共有するなかで自身の考えにも変化が生じたようだ。


さらには我が子の死という辛い出来事を通して、結婚の契りや家族というものの意味も改めて考えたというジョン、その思いを次のように語っている。

「妻のことを、これまで以上に愛している自分がいます。」
「これまで2人で立ち向かってきたいくつもの困難は夫婦として、そして家族としての僕達の在り方をより確固たるものにしてくれました。」
「ともに添い遂げると交わした約束を真摯に受け止め、僕達はそれを大切に胸にしまっています。僕達の絆はこれまで以上に強いものになった、僕はそう感じているのです。」

ジャックくんが天国へ旅立ったあと、手首の下に筆記体で小さく“jack”とトリビュートタトゥーを入れたクリッシーとジョン。愛する息子への思いは、2人の強い絆のようにこれからも永遠に生き続けていくことだろう。

画像は『chrissy teigen 2020年11月24日付Instagram「John and I fought twice on how to do the #RMHC heart house and take a WILD guess who was right in the end!?!?!!」、2020年7月29日付Instagram「forever!」、2020年9月30日付Instagram「We are shocked and in the kind of deep pain you only hear about, the kind of pain we’ve never felt before.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)