4度のF1世界チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、フェラーリとの蜜月時代は終わったと認めた。しかし、フェラーリを離れた後も、自身のF1キャリアはあと3年から7年は続く予定だという。
ベッテルはフェラーリでの最終シーズンを迎えており、2021年にはチーム名をアストンマーティンへと変更するレーシングポイントに移籍する。
「僕は今33歳だ。あと3年は走るつもりだけど、40歳でレースをしていたくはない」とベッテルは語った。「つまり、僕にはF1での時間が3年ないし7年残っているということになる」
2020年シーズン、ベッテルは苦戦し、フェラーリでのチームメイトであるシャルル・ルクレールほどの結果を出せずにいる。
「今年のシーズンはとても難しい。自分の能力を疑うことさえあったことを認めるよ」とベッテルは言う。
「今シーズンは目標にまるで届いていないし、チームとの関係も簡単にはいっていない。蜜月時代は終わったんだ。それでも僕はやる気を失ってはいない」
ベッテルは、2021年以降の新プロジェクトに対しても強い意欲を持っている。
「残りのレースにもまだ多くの期待を持っている。でも、アストンマーティンとの新プロジェクトには多くの可能性があると思う」とベッテル。
「すぐに成功を収めることはできないだろう。でもムードが完全に変わり、新しい目標もあるはずだ。チームの前進を助けることが目標だよ」