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最果タヒの詩を体感するインスタレーション、全国3都市のパルコで個展開催

2020年11月22日 11:22  Fashionsnap.com

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最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。 Image by: PARCO
詩人の最果タヒによる展覧会「最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が、渋谷パルコ4階の「パルコミュージアムトーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)」で開催される。会期は12月4日から20日まで。

 最果は1986年兵庫県神戸市出身。詩や小説の創作活動をしており、2006年に現代詩手帖賞を受賞した。2018年に太田市美術館・図書館での企画展に参加し、2019年に横浜美術館で個展を開催。同年「HOTEL SHE, KYOTO」での期間限定のコラボルーム「詩のホテル。」を手掛けた。
 展覧会は、 読者に読まれることで初めて意味をもつ"詩になる直前"の言葉が展示された空間を、読者が歩き回って体感するインスタレーション形式で展開。2019年2月に約1ヶ月間で3万人以上が来場した「氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。―― 最果タヒ 詩の展示」でのインスタレーションを含む新作の詩を展示する。展示のデザインは、最果タヒの書籍の装幀や「ナイキ(NIKE)」吉祥寺店の店舗グラフィックを手掛けた佐々木俊が担当した。
 同展では一般チケットのほかに、最果が書き下ろしたオリジナルのミニ本「6等星の詩」(非売品)が付いた特別チケット(1800円)を限定発売。また、展覧会のオリジナルグッズとしてオフィシャルブック「一等星の詩」 (1650円)、詩のカード「望遠鏡の詩」(350円)と「6等星の詩」(250円)、ペアグラス「透過と反射」(1600円)、iPhone 11 Pro用スマホケース「青色の詩」(3850円/いずれも税込)などを販売する。
 渋谷パルコでの会期終了後は、2021年2月13日から28日まで名古屋パルコ西館6階のパルコギャラリー、3月5日から21日まで心斎橋パルコ14階のパルコイベントホールに巡回する。
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■最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。<東京>会場:PARCO MUSEUM TOKYO会期:2020年12月4日(金)~12月20日(日)時間:11:00~21:00入場料:一般 800円、ミニ本付チケット 1800円※会期中休館日なし<名古屋>会場:名古屋パルコ 西館6階 パルコギャラリー会期:2021年2月13日(土)~2月28日(日)※2月17日(水)休館日<大阪>会場:心斎橋パルコ 14階 パルコイベントホール会期:2021年3月5日(金)~3月21日(日)※会期中休館日なし公式サイト