エリザベス女王とフィリップ王配、結婚73周年にジョージ王子らひ孫からの手作りカードが届く
2020年11月21日 12:11 Techinsight Japan
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1947年7月に婚約、同年11月20日にロンドンのウェストミンスター寺院にて挙式した英王室エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ王配が、今年73回目の結婚記念日を迎えた。前日にはウィンザー城オークルームにて夫妻がそろってソファに腰掛ける写真が公開されたのだが、2人が眺めていたのは孫ウィリアム王子とその妻キャサリン妃の3人の子供達、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子による手作りのメッセージカードであった。
カードの表紙には大小の水玉模様をバックに、大きな「73」の文字が貼られている。丁寧に塗られた円や、何色にも塗り分けられたカラフルな数字からは、3人が一生懸命このカード製作に取り組んだ様子がうかがえる。そんなひ孫達の力作に嬉しそうに目を通すエリザベス女王とフィリップ王配には、
「73周年おめでとうございます。」
「なんという偉業！ これからも末長くお幸せに。」
などといった祝福メッセージが送られたほか、ネイビーブレザーにネクタイの凛々しい姿を披露したフィリップ王配には
「お元気そうで何より」
「相変わらずハンサムなお姿！」
とファンから称賛の声が寄せられた。
さらに翌日には、1947年にハネムーンで出かけたハンプシャー州ブロードランズでのツーショット写真が公開された。笑顔で夫の腕を組むエリザベス女王は当時21歳、そんな妻に優しい視線を送るフィリップ王配は26歳、初々しい新婚カップルのモノクロ写真には59万件を超える「いいね！」と3700件超のコメントが届いている。
昨年の結婚記念日はエリザベス女王はロンドンで公務に出席、フィリップ王配はノーフォーク州サンドリンガムと別々に過ごしていた夫妻だが、英国では今月初めより2度目のロックダウンが始まったこともあり、夫妻は今年の結婚記念日をウィンザー城でそろって過ごしているということだ。
2017年に結婚70周年を迎えた際には「プラチナ婚を迎えた最初のロイヤルカップル」と大々的に報じられたエリザベス女王とフィリップ王配だが、2人の出会いは1934年、女王が8歳のときにまで遡る。親戚の結婚式で出会ったその5年後、エリザベス女王が家族とともに訪れた英海軍兵学校で士官訓練生だった18歳のフィリップ王配と再会し、恋に落ちた。
その後フィリップ王配がエリザベス女王に手紙を送り続けながら愛を育み、2人は1947年に結婚。長男チャールズ皇太子、長女アン王女をもうけたのち、エリザベス女王は1952年に英国女王に即位。さらに次男アンドルー王子、三男エドワード王子と4人の子供に恵まれた。現在はウィリアム王子やヘンリー王子をはじめとする8人の孫、そしてジョージ王子やシャーロット王女、ルイ王子、アーチーくんなど計8人のひ孫がいる。来年にはアンドルー王子の次女ユージェニー王女に第1子が誕生予定とあって、英王室はますます賑やかになりそうだ。
史上最高齢の君主であり、最長在位期間記録を現在も更新中のエリザベス女王と、そんな女王をそばで温かく見守り続けるフィリップ王配。国民は2人が引き続き、健康で末長く幸せな結婚生活が続くことを願っていることだろう。
画像は『The Royal Family 2020年11月20日付Instagram「Thank you to everyone for your kind wishes for The Queen and The Duke of Edinburgh on their 73rd Wedding Anniversary」、2020年11月19日付Instagram「This new image has been released to mark the 73rd wedding anniversary of The Queen and The Duke of Edinburgh tomorrow.」』『Duke and Duchess of Cambridge 2020年11月20日付Instagram「Wishing a very happy wedding anniversary to Her Majesty The Queen and His Royal Highness The Duke of Edinburgh!」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 c.emma）
