映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで知られる俳優マイケル・J・フォックス(59)が、現地時間11月17日に発売された自叙伝『No Time Like the Future』で「2度目の引退をする時期が来た」と告白した。マイケルは1991年に29歳でパーキンソン病と診断され、1998年に病気を公表。2000年にセミリタイヤしたものの、その後も俳優活動を続けてきた。今月初めには、短期記憶の衰えによりセリフを覚えるのが困難になってきたことを明かしていた。
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マイケル・J・フォックスが4作目の自叙伝『No Time Like the Future』のなかで、自身の健康状態や2度目の引退について明かした。マイケルは1991年にパーキンソン病と診断、1998年に病気を公表後も俳優業を続けてきた。症状が悪化した2000年に米ドラマ『スピン・シティ』シリーズ4の降板を発表、半ば引退状態となったもののゲスト出演やプロデュースには参加していた。同年には「マイケル・J・フォックス財団」を設立し、パーキンソン病研究のために何百万ドルもの資金を集めた。その後は俳優活動を再開し、米ドラマ『グッド・ワイフ』(2010年~2016年)など数々の作品に出演している。
「もし悪いことが起こらなければ、良いことがいつ起こるのか分からない。受け入れることなんだ。人生でどんなことが起きようとね。真実をそのままを受け入れるんだ。僕の本で『No Time Like the Future』(未来のような時間はない)と題したように、未来はないってことなんだよ。今が未来なんだ。この瞬間にいるってことがね。」
画像2~4枚目は『Michael J Fox 2020年11月17日付Instagram「It’s No Time Like the Future day!」、2020年10月16日付Instagram「No Time Like The Future arrives 11.17. Preorder anytime」』『BBC Breakfast 2020年11月19日付Twitter「“It’s a drag not being able to put your socks on in the morning”」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 寺前郁美)