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雑誌「オーリー」がトライアウトから復刊、年2回発行でストリートカルチャーを発信

2020年11月19日 23:02  Fashionsnap.com

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「Ollie Vol.252 2020 DECEMBER」の表紙 Image by: トライアウト
ストリートカルチャーメディア「オーリー(Ollie)」が、11月20日に最新号「Ollie Vol.252 2020 DECEMBER」を発売する。出版社ミディアム(MEDIUM)からオーリーを事業譲受したトライアウトによる初の刊行で、今後は年2回のペースで発行する。

 ミディアムによって創刊されたオーリーは、スケートボードやスノーボードなどのアクションスポーツを中心にストリートカルチャーをフィーチャーした雑誌として1996年に創刊。スケートボードのトリック名に由来し、ストリートシーンを発信している。今年3月にミディアムが東京地方裁判所から破産開始決定を受けたことで、広告代理事業を営むトライアウトがオーリーに加え、「グラインド(GRIND)」と「パーク(PERK)」を事業譲受した。パークはデジタルに移行し、4月30日にウェブメディアを公開。グラインドは年2回の刊行およびウェブ上での展開となり、10月5日に復活号「GRIND VOL.101  AUTUMN/WINTER」を発売した。
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 オーリーの最新号は「刺激のあるフッドへ」を特集テーマに「人」「場所」「店」を企画で区切り、日本各地のアーティストやショップを通してストリートカルチャーの魅力を発信。東京都以外にもフォーカスを当てることで、SNSでは入手しづらい情報や価値観を伝える。表紙はラッパーのWILYWNKAで、音楽プロデューサーのマバヌア(mabanua)やラッパーのタイヨウ(TAEYO)、リブロ(LIBRO)らを起用した特集「自分を育てる場所がフッドになる」などを収録する。価格は税別1200円。
【あんときのストリート発掘!】 元編集たちが語る時代を駆け抜けたオーリーと株式会社ミディアム史

■Ollie VOL.252 2020 DECEMBER発売日:2020年11月20日(金)公式サイト